3.0
1〜4話。たかりに来る宮村さん。
子ども格差を読みました。
1〜4話。ネタバレ感想ご注意ください。
裕福な子の逢沢と、貧乏の子の宮村。
お話は、逢沢母の目線で進みます。
両者が絡むきっかけになったのは、ひき逃げ。
逢沢母が娘を塾に送迎途中に、宮村をついでに車に乗せてあげたのが、暗転の始まり。
娘を塾で降ろし、宮村を家まで送る途中、逢沢母は、人身事故を起こしてしまいました。
すぐ救護措置を取れば良かったのですが、(そもそも救護措置義務がある)
頭に幸せの崩壊がよぎったのか、逃げてしまいました。
宮村には口封じで10000円渡しますが、
味を占めた宮村は、
逢沢宅に毎日友達と遊びに来て、ご飯も食べてやりたい放題。
給食費や懇親会のお金まで立て替え。
生活のペースを乱され困る逢沢娘。
逢沢父(夫)も怒り、
このまま、ゆすられ続けるのか、、と思った逢沢母(妻)でしたが、耐えられず、自首をするため警察署に行きますが、
被害者が警察署から出て来て、。どうやら軽傷で捜査も進んでいない様子。
助かった。胸をなでおろした逢沢母。
念願のマンションも値下がりしたので、
これを機に引っ越しをしました。
金ヅルが居なくなった宮村。
気分一新。新しい住居での生活が始まりましたが、、、
おわり。
感想。格差から一転。ひき逃げ犯の目線の話です。
逃げたばかりに、思わぬ形でゆすられ続ける事になりました。
宮村。お話の後半では、得体のしれない存在として描かれています。
後日談はありません。
逢沢母、心がやすらげません。高い代償。
- 1
子ども格差