4.0
思ったよりもディープ
全話読みました。
ただの恋愛どうこうという話だけではなく
作品の中の時代背景的なものや、政治的なものがきちっと設定されています。
魔法なんかも出てきますが、魔法とは何かという点も細かく学問として描かれていて、また絵も細かく丁寧です。
内容的には面白く、考え方として学びとなる部分もあるので評価が高いのも頷けます。
恋愛の甘い部分と、戦いの苦く苦しい部分の対比がそれぞれをより強く印象付けていくようなストーリー展開でした。
ただ後半になるに連れて内容的に細かく少し複雑で、説明的な要素が多く、さらに登場人物も増えるので読むのに疲れてきてしまったというのが本音です。
一気に読む作品ではなく、ゆっくり時間をかけて読むのが向いてる作品だと思いました。
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オークの樹の下