4.0
心霊スポットは今も昔も同じ
「カルラ舞う」「生き人形」で有名な永久保先生の先品。子どもの時(大昔!)怖いと思いながら読んでいたので懐かしくなり再読。描写がちょっとグロ気味なところも恐怖で、いい年した今読んでもやっぱり怖かった。
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なし ?
「カルラ舞う」「生き人形」で有名な永久保先生の先品。子どもの時(大昔!)怖いと思いながら読んでいたので懐かしくなり再読。描写がちょっとグロ気味なところも恐怖で、いい年した今読んでもやっぱり怖かった。
稲川淳二さんといえば、私が子供の頃に見ていた夏の怪談番組で、顔を見ない日はないぐらい「ザ・夏の風物詩」な人だったので、怖いというより懐かしい!と思いながら読みました(笑)。漫画は2016年に59歳の若さで亡くなられた小山田いくさんが描かれているので、余計にノスタルジックな気持ちになりました。
霊能力がありながら、それを自分で認めたくないがゆえ診療心理士という仕事をしていても、やはり色々視えてしまい、結局霊に悩まされる人を陰ながら助ける主人公。爽やかな“視えなくなった”相棒の青年の登場でドタバタになっていく予感が(笑)。
タイトル通り、本当に怪談が100話あります。主人公の男の子が話す一つ一つの怪談はよくある小噺的なものですが、100話終えたらどうなるのか、気になります。
残念なのは画力が拙いため、登場人物が同じ人に見えたりなど分かりにくい時もありますが、それ以外は面白いストーリーだと思いました。
どこか山深い地域の農家の高校生(かな?)の女の子たちが、農作物被害の犯人(犯獣)であるシカやイノシシなどの野生動物と格闘する様子がちょっと楽しそう。でもイノシシやクマなどに襲われて亡くなる人も多い中、十代の女の子たちだけでイノシシ猟とか怖すぎる・・・。
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永久保貴一短編集