5.0
ホラーだけどビーのエル
なんとも不気味な描写と、男子たちのおバカで愛すべき日常の描写のコントラストがさらに怖さを引き立てます。
親友が亡くなったところを見てしまった。その親友が別のナニカになって帰ってきた。ナニカは確実にアイツではないとわかるのに、拒絶できない。帰ってきてくれて嬉しいと思ってしまう。でもそばにいればいるほど、コイツはアイツではないことがわかってしまう。でもそばにいたい。そばにいてやりたいと思ってしまう。
彼が求めているのは自分ではないと知っている。けど、ソイツになりきりたいと思ってしまう。ソイツにはなれないけど、彼のそばにいたい。
怖いんだけど、なんとも愛おしくて、人間とは?魂とは?愛とは?と考えてしまいます。
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4
光が死んだ夏