3.0
当時は主人公がまだ自分を何とかしようと…
第二部の「成長・反省が全くできない主人公」という人物像の三郎と比べると、当時はまだ三郎が自分を何とかしようという気概がありました。
そういう意味では、エリートヤンキー三郎は実質この第一部でおしまいです。
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36732位 ?
第二部の「成長・反省が全くできない主人公」という人物像の三郎と比べると、当時はまだ三郎が自分を何とかしようという気概がありました。
そういう意味では、エリートヤンキー三郎は実質この第一部でおしまいです。
現実の社会人はこの作品よりもう少しエッチでも良いかもしれないですけど、流石にちょっとじれったくて奥手すぎですね。
最後のジャシン教のボス倒したところはまぁ良かったんですが、それまでのミライまさかあんなに旧世代に頼り切りで使えない子だったとは…?って思いますね。
ジャシン教討伐任務も僕が火影ならSランク認定しないですね。戦前ならあのジャシン教との戦いは精々Aランクがいいとこでしょう。
いちいち周りが見えなくて猪突猛進で苛立ちや殺気が顔や目に出るのもミライまだまだ子供です。
それにすぐ温泉シーンが入る割には体が貧相ですし。
非モテ主人公がちょっと勇気を出しただけで日本人離れした美女とエッチな関係になるなんて…
「車椅子というだけでコンビニでモブから差別的な扱いを受けていた女子大生を助けたらいい感じになった」ってんならまだ分かりますが…
面白くはないんですが、作者が「『誰が扱っても面白くできるキャラクター』を作ること」という課題に向かった、ある種の意欲作です。この漫画のキャラクター達はドラえもんにはなれませんでしたが、今はYouTube版でんぢゃらすじーさんが新世代のドラえもんとして歩みを進めているのかもしれません…
氏の作品として昔の時代なら許された破壊力満点な描写が時代の流れによって許されなくなり、何だかんだでほのぼの系漫画として小さくまとまってしまって残念です。
『ミラクルボール』は人間関係も険悪でストーリーもシリアスでバッドエンドの章もあったのですが、寧ろ作者イキイキしていた印象です。
今思うと『田中太郎』って作者無理してなかった?と。
子供の頃、主人公の高校の「スカウトされた部員以外の入部を認めない」「練習は常に動き回らなければならない」という特徴を見て「なんて合理性ばっかりの冷血な野球部だ!」と憤慨したものですが、現実の野球部のいじめやシゴキ・虐待、一部野球部における一般入試組を最初から同好会扱いして戦力構想に入れない方針を考えれば、まだまだ有情です。
この漫画は特に作画が平面的なので、福本作品らしさ全開です。まだ私の落書きの方が立体的で、こうは平面的には描けません。これは才能であり、異能です。
作者の絵は『マサルさん』の頃よりは丁寧で上手いのですが、ギャグは逆に意味が通り過ぎて、当時あまり面白くありませんでした。
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エリートヤンキー三郎