2.0
唐突に話が飛ぶ
他の方のレビューを読むと原作小説があって最後に全てのエピソードが繋がるらしいですが
オムニバス形式をそのままコミック化すると尻切れトンボ状態になってしまい、一気に興味が失われる…という残念な結果に。
ただ作画はとても素晴らしく、作品の魅力を相当以上に高めています。
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33123位 ?
他の方のレビューを読むと原作小説があって最後に全てのエピソードが繋がるらしいですが
オムニバス形式をそのままコミック化すると尻切れトンボ状態になってしまい、一気に興味が失われる…という残念な結果に。
ただ作画はとても素晴らしく、作品の魅力を相当以上に高めています。
ですがヒロインの性格が取っ付きにくく、時代設定もよく分かりません。
最初の嫁ぎ先の老人も何がしたかったのか意味不明のまま退場。
旦那殺しの悪評と借金縛りで奉公勤めの理由付けなのは理解できますが、不幸だという割にヒロインが受けたダメージは少ないのであんまり可哀想に思えない。
むしろ大奥みたいなギスギスした環境でスローテンポな展開が読者にじわじわダメージを与えてくる印象。
もう少しストーリーにアップダウンと人間模様の駆け引きが欲しかったところですが
作画は素晴らしいので内容無視して眺めてるだけでも案外楽しめる作品かもしれません笑
色使いは綺麗ですが人物作画が浮いてる感じ。
あと復讐系なのに目がキラッキラしてるのが違和感ありますが
ストーリーは4年前に蘇って真相を確認し、リベンジするという内容に加えて
やたら回想シーンが多くて時系列が混乱しやすいと思います。
ヒロインの性格が良いのだから、いっそ結婚前に戻してあげれば…みたいな細いツッコミはせず
復讐の女神が生き返らせてくれたんだなって脳内補完すれば良いでしょう。
公爵様が都合よくヒロインの周辺に出没するのも同じような作用ということにして
ひとつ好印象を持ったのは、公爵様が復讐を思い止まらせようとしつつ
国王から受け取った粛清リストに復讐相手の名前を見つけて自分も同じ道を歩もうとする流れ
この公爵様の想いが上手くストーリーに寄与するのであれば、とても魅力ある作品になるのではないでしょうか
続きが少し気になります。
少し主人公の顔が成長したり戻ったりするものの画力が極めて高い作者さんです。
ストーリーは魔法の説明に比重を置きすぎて、他がおざなりというか
両親や兄弟など家庭生活や会話の描写がされてなく、不自然さを残したまま6歳まで魔法の試行錯誤の話に費やしてしまってるのは
高クオリティな作画だけに非常にもったいない感じがしてなりません。
また、架空の植物であるハツカの説明が長すぎる割に根菜を生で齧ってもそりゃ不味いだろう⋯とか
大量のレンガを運ぶにしては荷車が貧弱すぎないか⋯みたいな基本的な説得力に欠けていて
内容的にアンバランスな印象を受けました。
絵が雑すぎるのと設定がゴチャゴチャしすぎてることに加えて
少年向け作品っぽいのに下品なネタが時折見受けられるので、何を目指そうとしてるのか一層分かりにくいです。
数撃ちゃ当たるで似たりよったりのマンガが量産されるのは仕方のないことですが
あまりにも安易な転生テーマは、死んだらハッピーになれるという誤った認識を子供に与えるだけではないだろうかという
余計な危惧を与える作品群の中のひとつに本作品も数えざるを得ません。
まず作画の描き込みは細かく丁寧なのに、キャラの表情が妙に不安定で読んでて辛いのですが
シンプルな内容の割に細かい設定がまとわりついてくる感じが重苦しい。
何よりも一本道なストーリーを辿らされているだけでヒロインに同情や共感できる要素もないし
意表を突くような展開や駆け引きが無いのは、作品としての魅力を見つけ出すことを困難にしています。
ゴリラの加護だけでストーリー展開するだけでも厳しいと思いましたが
ヒロインの独白多め、しかもすぐ手前のセリフを反復する傾向が多々あり
進行がつっかえ気味なのが結構キツイです。
また見せ場であるはずのゴリラパワー発揮の描写がサラッと省略されてたり、お約束シーンになるべき相手の驚く反応が無かったりと
肩透かしのような不完全燃焼のようなガッカリ感が残念な印象で1話ぶんが限界でした。
とにかく読み辛く、ギャグもイラスト界隈向けなので共感が難しいというか
登場人物よりもこの作品を読んでる自分が異世界に飛ばされたかのような感覚に陥りました。
ありきたりな題材とコンビニという分かりやすい舞台設定を無駄に面倒臭い方向に持って行く手法も予想外ですが
作画のほうも出だしは綺麗なのに突然手抜き描写が増えるように感じるのは、
騎士の鎧や衣装が不得意なことに加えて人物の表情を省略しすぎる傾向が多いからだと思います。
実質割引きにすぎない形式ですが、こういう客引きは本作品に限らずイメージ悪くするだけなのではと思えるものの
この作品との相性は最悪ではないでしょうか。
なぜならストーリーが何番煎じか分からない強制婚姻モノ+グリム童話のシンデレラを改変しただけの組み合わせで
作画も読みやすいとは言えない部類だからです。
特に登場人物の髪色トーンがコマごとに変わって混乱してしまい、複数人物が集まると誰が誰だか判別するのも困難です。
また書き文字も崩しが大きいために慣れが必要で、読み手が作者に合わせる仕様となっているのですが
さらに作画の乱れが時折加わって、1巻の表紙だけでもヒロインの首が長すぎたり夜会の退場エピの高級車も残念作画とか冷める要素が多いです。
またセリフも不安定で、吸血鬼の御曹司が奇妙な印象になるだけでなく
いまどき誤植まであったりするのでチェックの甘さに起因する適当感は次第にストレスの蓄積へと変わってしまいました。
よくある強制玉の輿パターンに若干の推理要素と勧善懲悪の見返し風味が入ってますが
それに特化しすぎてクセが強めなせいか、読んでいるとしんどい感じになりました。
また絵の乱れが結構あり丁寧な作画が台無しになってしまっているのが残念です。
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変な絵(コミック)