まぁチヌが二人の間を揺れ動くのも仕方がない気がする(だって二人とも結婚が叶う関係性では無かったのだし)。
時代的には自己の尊厳は無いに等しく、極端に自己肯定感が削がれた環境で擬似恋愛対象が沢山いるという中に子供の頃から居るのだから。
一人に惚れ込んで身をやつす娼妓もいたけれど
それだって愛意外の何らかの感情の暴走だったケースは沢山あったと思う。
変な話、現代だって好きだと思って結婚したのに
すぐ喧嘩、相手を見下す、浮気…なんてある事で、本当の恋やら愛は今も過去も見つけにくいモノです。
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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~
257話
第75話(3)