「家でをしちゃった王子様」って、冷静に考えるとかなりハチャメチャな設定ですね。しかし、破天荒でかつ気品も備えているのは、シディスの魅力だと思います。
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879位 ?
「家でをしちゃった王子様」って、冷静に考えるとかなりハチャメチャな設定ですね。しかし、破天荒でかつ気品も備えているのは、シディスの魅力だと思います。
イボールがジアークの存在を覚えてないのが、回帰前の人生と、今回の人生での大きな分かれ目のような気がします。
ソルズミアの「やり方」はまぁ、こんなものなのでしょうか。対する王子の手回しは、なかなかに政治的なものを感じますね。
ジアークがポンポンと王子に物申しているのが、他人ごとながら大丈夫か?! と思ってしまいますが、彼との対話を通じて王子も気持ちの整理をしてるのがわかります。イボールは用心深くふるまいながら、敵と味方の分別に着手したんですね。それにしても、王子は「隠れる」っていっても木の上ですか(笑)。
肌と歯のチェックは、(王子妃として嫁ぐにあたりふさわしいかどうか)健康状態を確かめた、っていうことなのでしょうか。王子様そっちのけで二人だけの世界に浸る姉弟・・・。それに戸惑いながらもそれ以上に惹かれている王子が印象的な回でした。
イボールの手を取ったシディスが、そうするために晩餐会でなく音楽会でやり過ごしていたんだな、ということがよく伝わってきました。デュランはまだまだイボールの顔色をうかがいながら、自分のやりたいことを秘めていますね。
あまりない見方かもしれませんが、ジアークがデュランのことを「ガキ」呼びするのは「あえて」「わざと」だと思います。そう呼ばれることによって、デュランの中の「闘志」のようなものを焚きつけると計算済みだから。ジアークはデュランの才能に惚れていて、伸ばしてあげたいと思っているから、焚きつけているのではないでしょうか。何せ王子の第一騎士ですよ。そこまで浅はかではないのでは。・・・と思いたい。(笑)
やっぱりルーシーは「ここぞ」という場をわきまえてますね。「ソルズミアの長男」という言葉でしっかりデュランを奮い立たせ、形勢を整えるきっかけになりました。デュランの今後を下支えする精神面のようなものが詰まった回でした。
王子と二人取りになったら、案の定イボールから切り出される話題はデュランのことだらけでしたね。ある意味、王子に対する不敬を感じない様はあっぱれといえばあっぱれなのでしょうか。ルーシーが、いろいろと立ち回ってくれてますね。
デュランについての話がしたいから、イボール早速行動に移ってますね。デュランきっかけでもいいから、少しは近づいてあげてほしい。・・・関係ないけど(笑)。
湖に投げられた石ころ ~二度目の人生は私のために~
011話
湖に投げられた石ころ ~二度目の人生は私のために~(11)