王太子の葬式を出すお金さえないという現実を突きつけられながら、、、、まだ大丈夫、なんとかなる。王だ、王妃なのだと。後手後手になってしまうのが人間。
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王太子の葬式を出すお金さえないという現実を突きつけられながら、、、、まだ大丈夫、なんとかなる。王だ、王妃なのだと。後手後手になってしまうのが人間。
ルイ15世は天然痘。ルイ・ジョゼフ王子は結核。脊椎カリエス。そのような時代だったのですね。マリーアントワネットは、愛する息子を亡くし、社会的にも非常に厳しい状況に追い込まれていく。時代の流れの渦を感じます。
三部会前日のサン・ルイ教会でのミサ。平民代表議員となった貴族。。。フランスの歴史を、このように細やかに描く歴史漫画。素晴らしいですね。
父のオスカルを思う心を、母を通してオスカルは知る。オスカルとアンドレ、こんなに近くにいながら、あまりにも遠い存在。その中で、アンドレのオスカルに対する気持ちがだんだん深まっていく様子がわかるお話でした。
オスカルの姪、ル・ルーがこれほど不思議な女の子だったとは。歴史小説でありながらミステリー小説のようなワクワクする物語です。
オスカルはひたすら男性として生きているように見えて、女性の幸せについて、これほど考えて悩んでいた。アンドレも、身分の違いのためにかなわない思いを悩んでいた。そういう悩ましい思いが詳細に、描かれている。
ヨーロッパ史を詳しく知りたくなった。いくつかの家が大きな力を持ち、力を持ち続けるために行われた近親婚。そして衰退していく様子。
ジェローデルとの間にあったやりとりは、オスカルが持っていた葛藤を見せてくれる。男女、貴族と平民、、、、そういうものに縛られる人間の様子を著者は描いている。
原作本ではジェローデル、オスカル、アンドレの子供っぽいヤンチャな部分が描かれている。テレビは、そういうところが削られてしまっているが、それはそれで楽しめる。
衛兵隊の実態。市民生活の実態。最後には革命側に立つ衛兵隊長の人間の自由を尊重する様子を、作者は男装の麗人オスカルを通して表現している。テレビでは省かれているストーリー、心理描写を詳細に知ることができる。
ベルサイユのばら
080話
ベルサイユのばら(80)