4.0
アビゲイルが個性的で魅力的
出てくる食べ物は特にグルメマンガって程の描写じゃないのにアビゲイルが食べたり飲んだりすると妙においしそうに見える。アビゲイルは食べること以外にはあまり関心がなく素直なのでイヤミや腹芸が通用せず気持ちがいい。そしてそれを受け入れて好意を持って接している旦那様と家族もいい。
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29910位 ?
出てくる食べ物は特にグルメマンガって程の描写じゃないのにアビゲイルが食べたり飲んだりすると妙においしそうに見える。アビゲイルは食べること以外にはあまり関心がなく素直なのでイヤミや腹芸が通用せず気持ちがいい。そしてそれを受け入れて好意を持って接している旦那様と家族もいい。
まず第一に絵が好み。きれいな絵とコミカルな絵が適度に散らばってとても読みやすい。全体的なストーリー展開は先が読める感じだが、アクセントに魔導書紛失というミステリー要素を加えているので少し厚みを増していると思う。やる気のないメイドがいい感じで良。
恋愛感情無しの契約結婚からの溺愛という黄金パターンのストーリーだがヒロインの性格の良さを上手に表現できているので飽きないで先に進めている。カレンデュラ様の毒婦系からサバサバ系女へのイメチェンはもう少し粘ってほしかったところ。次のライバルに期待したい。あと、旦那様のヘタレ具合はこれからもどんどんエスカレートしていってもらいたい。
ただの悪役令嬢モノではなく、ヒロインと王子様以外のメインキャラは悪役令嬢以下全員が演技者という設定は斬新。でも、結局は悪役令嬢がヒロインと王子様に懐かれてハッピーエンドを迎える感は否めない。楽しいからいいけど。
あきらも真琴も純粋でとてもかわいい。二人とも少しずつコンプレックスがあるようだけど、お互いにそこがいいって思っているんだろうな。こういう関係を割れ鍋に綴じ蓋と言うのでしょう。最後に最高のパートナーはまさに灯台下暗しだったという落ちで締めくくってほしい。
実際に大きな企業ではこのような部署もあるのだろうが、こういう人たちがルールを守るために働いてくれている安心感と、自分も監視されているというストレスの両方を感じるのだろうか。人間誰しも生活していれば他人に知られたくない秘密や、うしろめたさや、罪悪感の一つや二つ持っているのだから。ストーリー的にはフィクションであるのだからもっとハッキリ勧善懲悪で悪い輩を断罪した方がすっきりすると思う。
ふつうは主人公が聖獣や従魔と契約して使役するパターンだと思っていたのに、聖獣がヒロインを契約するなんて。しかも料理人として!それとオムライス程度で魅了されてしまっては聖獣も所詮は犬か!ってな感じも面白い。今後は第三皇子以外の皇子も絡んでくるんだろうと予想されるがぬるい感じのまま展開してほしい。
そりゃぁ牛肉ばかりじゃ身体もこわすでしょうよ。野菜もしっかりと食べないとね。この話で気に入ったところは転生した異世界にも関わらず魔法ではなく地道に食生活の改善で健康な体を取り戻そうとしているところ。仮にそれが前世の圧倒的知識の成せる業だとしても。でもヒロイン以外の貴族の皆さんは肉ばかりで大丈夫なんですかね?
もう少し悲惨なストーリーになるのではと想像していたのだが、なんだか悲惨なシーンはヒロインの頭の中のイメージだけで実際にはほとんどの家族や使用人から愛されているのでは?絵も飾り過ぎず好感が持てる。
これってやっぱり避ければ避ける程絡まれてしまい、意図が全て裏目に出て好感度爆上がりってコースでいいんですよね?ネネとズズとミミはかわいくてセリフもあるのでいいのだが、モフタロウはもう少し何とかならないものか?今後に期待したいところですね
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