5.0
ギャグと雑学と人情と
相変わらずどんな世界を描いても、魔夜先生の世界は面白いです。
マリネラでも、源氏物語お世界でも、西遊記でも。
今回は家政夫として、パタリロが活躍!
ギャグあり、節約等の雑学あり、そして人情話あり、といずれの話を読んでも読みごたえあります。
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相変わらずどんな世界を描いても、魔夜先生の世界は面白いです。
マリネラでも、源氏物語お世界でも、西遊記でも。
今回は家政夫として、パタリロが活躍!
ギャグあり、節約等の雑学あり、そして人情話あり、といずれの話を読んでも読みごたえあります。
本編では国王、西遊記では悟空、源氏物語では陰陽師、と時代もポジションも変幻自在のパタリロ。
今回は10歳という年齢のみ残しつつ、家政夫役です。
いつもなら周囲をかき回すのがパタリロの役目ですが、莫大な借金を背負っているためか割と常識的。むしろ同僚のおクマさんのキャラが立ってます。節約や家事テクなどちょっとした雑学などもためになる漫画です。
映画『キャットピープル』を彷彿させる、哀しい猫族の系譜の物語。
主人公・倫子がその血のせいで次から次へと哀しい目に遭います。
それを慎ちゃんが毎回助けてはくれますが、いや、むしろ豹と化した倫子の方がスペック高い。
そして曾根原先生のサデスティックぶり、あそこまで徹底してくれると悪役として見事としか言いようがないです。
また、色気ムンムンの黒豹・小田切さんの魅力にもまいりました。
TVドラマ化もされた超有名作で、本宮先生の代表作ともいえる漫画です。
本宮漫画の主人公がいつも熱く、激しく、男っぽいのが特徴ですが、このサラ金は、
ワイルドさは保ちつつも、社会人としての大人な顔も持ち合わせてます。
そんな金ちゃんには、女はもちろん男も、堅気も、族仲間も、ヤ〇ザも、み~んな惚れます。
心理サスペンスを得意とする曽祢まさこ先生ですが、やはり女の子の心理描写が秀逸です。
どの作品も良質の短編ですので、どれを読んでも満足できると思います。
曽根まさこ先生の傑作集は、実に読み応えがあります。それはサスペンスとしての構造がよくできているだけでなく、心理描写(特に女子の)がよく描けているためだと思います。良質のミステリー短編を読み終えたかのような読後感を味わえます。
少年が謎の美女とともに、空飛ぶ機関車で宇宙へ旅立つ
そして様々な星、様々な人たちとめぐり逢うことで、生と死について考え、成長してゆく。
そんなすごい設定、よく思いつきますね。松本零士先生の創造力、半端ねぇ。
そして、アニメ化もされて日本全国の少年少女がこの物語に熱狂しました。
私もその一人です。原作は、松本先生の独特の素朴でありながら、洗練された筆致で描かれています。
特に女性の描写は、唯一無二の〝零士美人”です。
どの作品でも北条先生の漫画にはヒューマニズムが根底にあります。
それが優れた画力、程よいコメディ風味とバランスよくブレンドされて、いつも笑いながらも泣かされます。
そしてこのF.COMPOもまた、北条先生の描く新たなカタチの家族の物語。
LGBTを先取りしたかのような、男女逆転の登場人物たち。でも、それぞれのキャラは性別を越えて、優しさと熱さを秘めた愛すべき人たち。そして各自シリアスな事情を抱えていても、そこぬけに明るく、自分の選んだ道を決して後悔してない、素敵な人たち。いつしか雅彦くんに自分を重ねて、この家の住人になった気分で読んでいました。
お嬢様の恋の相手は、ちょっと不良っぽい男の子
昔から定番のパターンですが、いいじゃないですか王道のラブストーリー。
約40年前に読んでいたあのころの自分を思い出しながら、初恋の甘酸っぱさを堪能します
「誰よりも美しく、誰よりも賢い」、と〝養父”に称されるように、薪さんの大学生姿は、もう永遠に飾っておきたいくらいに素敵です。
しかし、その外見からは想像できないくらいの壮絶な生い立ちが、解き明かされていく。
もし、鈴木さんの存在がなかったら、薪さん、どうなっていたのでしょうか?
その後も、過酷な出来事が次から次へと2人の前に襲いかかることは判っているのですが、
この大学時代に少しでも楽しい時間があったことが分かって、本当によかったです。
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出もどり家政夫パタリロ!