3.0
宝箱の蓋を開けるように楽しむファンタジー
幼馴染みに付きまとわれ、幼馴染みばかりが何故か優遇され、損ばかりしてきた女主人公。
異世界に王族に召喚されても「その優遇」は変わらず、幼馴染みは姫巫女として扱われ、しまいには女主人公だけ城から森に追放されてしまう。
だが、実は女主人公は小さな精霊達に愛されていて…⁉
深刻さは少なく、ゆるっと、フワッと、始まって、
設定は甘く曖昧さが味にも毒にもなっていて、
癖なく読めて、癒される。
ファンタジーが好きであれば、とても受け入れやすい作品だと思う。
女主人公と共に見知らぬ異世界をおもちゃ箱(宝箱)の蓋を開けるように楽しんでいける物語。
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