3.0
非科学性を無視すればそれなりに面白い
遺体の声が聞こえる、という非科学的設定を無視して読めばそれなりに楽しめると思います。
部分的に医学的見解が入ったり、専門的知識が入ったり、ちょっと医療物っぽい感じもしますが、
そもそもの設定がサイコスリラー的で非科学的なので、あまり現実味や専門性を追求すると楽しめなくなると思います。
絵はあんまり上手じゃないですね。
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遺体の声が聞こえる、という非科学的設定を無視して読めばそれなりに楽しめると思います。
部分的に医学的見解が入ったり、専門的知識が入ったり、ちょっと医療物っぽい感じもしますが、
そもそもの設定がサイコスリラー的で非科学的なので、あまり現実味や専門性を追求すると楽しめなくなると思います。
絵はあんまり上手じゃないですね。
現代において専業主婦って選択肢が普通に残っている結婚って、
よほど田舎か、よほど夫側の収入が突出してるかのどっちかのように思います。
確かに男性の方が家事・育児が不得手というか、何たるかを全然わからないまま
しかも相当古い結婚観を持って結婚しているケースはそこそこあるように思いますが…
イマドキの日本で10年もすれば社会の世相も価値観も全く変わりますから、
これは一昔前のとある夫婦の話ってところでしょうかね。
登場人物(特に男性)のいでたちというか服装や描写された人物像がイマドキでなくて年代を感じさせますね。
いつの世も割と男は自分勝手で独善的な傾向があるんですかね。
池田理代子先生の描く子供はちょっとパターン化された感じがあって、
いつでも脇役でしかないんですが、この作品もそんな感じで、
全体としてどうしても現実的な「家庭」の泥臭さみたいなのから遠ざかってしまってるように思います。
いがらし先生ワールドな感じの作品ですね。
昭和の少女漫画の王道な感じです。
最終的に主人公が幸せな結末を迎えたと、多分いえるんでしょうが、
話の伏線とそれの回収かげんがちょっと曖昧というか唐突というか…
つじつまがきっちり合ってないと納得がいかない人には向かないかも。
悪いのはみんな他の人系の漫画っていくつかあって、
半分の怖いもの見たさ適な傍観者の目で、いくつか読みましたが、
その中でも最高に自分勝手で自己中心的思考の主人公ですね。
そういう傾向の人は確かに私の周りにもいるはいますが、
ここまで自分勝手な理論を組み立ててなんの違和感も自分自身で持たない人が
本当にいたら怖いです。
そんな人がまともに世に出て就職できるようなら、ちょっと世も末。
各話、本当いろんなクズメンが出てきますよ。
実際にそんなクズメンがいそうなところがまた何ともイラつきますよね。
基本的には、クズメンは自業自得でしょって制裁を受ける形で各話終わるわけですが、
正直、もっと代償を払わせる形で終わってもいいんじゃ?
と思います。
画力の有る作者さんだと思うので、残虐なシーンとか、格闘シーンは見ごたえがあります。
ただ、大人になった悪役のカケルの顔だけは化け物過ぎて見るに堪えない感じですね。
復讐の方法も、準備も色々手の込んだ仕掛けが出てきますが、
最終的に何を達成したくて、達成した後に主人公が持つ感慨がどんなもんか
見届けられればと思います。
ありていな財閥御曹司による不幸なヒロインへの溺愛ものですが、ついつい読んでしまう感じですかね。
そもそも、まずありえない設定で「そんな話あるわけないだろ」と心の中で突っ込みつつ
それでも一生懸命まっとうに生きているヒロインが幸せになって報われるのを望みつつ
先に読み進めて、最後の方で「ああ、よかった」ってなるのを期待する、
まあ、そういう展開です。
虚構の世界の話なんで、ストーリー展開には必要な設定なんだと思いますが、
ヒロインの両親と妹の人間性がありえなさ過ぎて、ちょっと現実味にかけますかね。
ハイスペック未婚女性のちょっと「こんなこともあったらいいな」的な
あまり真剣じゃない空想というか妄想を絵にした感じの作品じゃないでしょうか?
現実にはまず無いし、まあ、そんだけハイスペックで容姿も良ければ、
まず未婚だったりパートナー無しで残って無いですし、
残ってたとしても願望自体が恋愛とかそっちに向いて無いと思いますね。
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異常死体解剖ファイル(分冊版)