富有柿さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全15件
  1. 評価:5.000 5.0

    美味しいご飯と笑顔に癒される美しい物語

    裕福な商家の娘アリシアは王立図書館に勤めています。そこには騎士団のメンバーも訪れます。まあ、上層階級の人々なのですが、アリシアは彼女の実家の財産目当ての貴族の息子に振り回されたりします。
    そんなとき、アリシアは街角のあまりりす亭という、小さなレストランで、ひとり美味しいご飯を食べることにしています。そこには、ノアという常連の青年も。美味しい食事やお酒を通じて、物語は流れてゆく、癒し系の物語。
    読んでると、心地良くなります。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    カラーで読みたい圧倒的な美しさ

    美男美女を見たいと思って、読んだわけではありませんが、カラー版の圧倒的な美しさに脱帽です。
    ドレスの色合いとか、ヒロインの表情とか、大人の美しさにあふれています。名前からして、イタリーの貴族っぽい人々ですが、なるほど、貴族でこういう煌びやかな人々もいただろう・・・と改めて思いました。また、上流階級というか、支配層の人々の怖さもしっかり現実的。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    少女漫画のスパダリよりカッコイイヒーロー

    女性の方にもおすすめ。面白く、スカッとします。
    ヒーローがだんだん成長して外見も変わってゆきます。
    少女漫画の王子様やスパダリより、カッコイイですね。モンスターを相手にしていますが、毀滅の刃のように、ヒーローたち(10代の若い)が、死んでゆくような悲惨さがないのも、個人的には楽しめます。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    カッコイイ男性側のラブストーリー 必見

    白石さよさんの恋愛小説は、控え目でそれ故に切ない女性の気持ちを描くものが多いのですが、これは、テンポよく歯切れのよい、ウィットに富んだ、男性主人公から見た、カッコイイ恋愛ストーリー。
    一番好きな作品です。ヒロイン側から描いたものもあります。
    頭の切れる皆川さんの、独白が絶妙で、一押しです。

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  5. 評価:5.000 5.0

    シリーズの最初!これから始めよう

    他の方のレビューで、このコミックがシリーズになっていることがわかりました。
    そしてこれが結婚する前の二人ですから、シリーズ最初に読むとよくわかります。
    ほとんど二人だけの様子が描かれているのですが、この旦那様がセンスあって、読めないキャラでわけわからないのが面白いです。コミックならではの、おしゃれなセンスで、面白いストーリー。

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  6. 評価:5.000 5.0

    豪華なヨーロッパの絵巻物を見てるみたい

    侯爵様の姿が圧巻。カラーだったので余計豪華でした。女性の衣装も、繊細できれいでよく描かれていると思います。それに室内の様子も丁寧に描かれていて、これらを見るだけでも必見の価値あります。
    優秀だけど、気難しい侯爵様と、賢く誇り高いヒロイン。ただの可愛い彼女の溺愛系ではありません。
    ストーリーは好き好きがあると思いますが、本格的な豪華さに☆5個です。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    原作は、「コーヒーに角砂糖の男」!

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     ヒロインがポンコツなので気に入らない、という読者も多いようですが、読み進んだり、原作を読むと、周りの男性の方に問題ありすぎ! まず上司の部長は、自他ともに厳しいとかではなく、自分にゆるい自己中のパワハラ・セクハラ。ヒロインは資料作成とか上手なのに、それは部長が作ったことにされている。簿記3級は、原作では、1年目に取得している。
     次に、吉川さんの同僚の若い男!この人が一番イケメンという設定ですが、とにかくヒロインに、失礼な発言ばかりします。顧問先の社員にそんな口の利き方は、ダメなレベル。
     吉川さん。この人は、礼儀正しい。ヒロインはじめ、社員に指導するのも、顧問として社長より引き受けていてOKですただ、問題は、吉川さんが過去に婚約した女性に裏切られていて、女性不信のトラウマがあること。それで、ヒロインに「好き」と言う代わりに、試すような、変な表現しかしません。
     つぃでに笹原君も、原作では、ストレートで嘘がないけど、ヒロインの気持ちにおかまいなく、グイグイ来ます。
    こういう男性に囲まれて、ヒロインが落ち着かないのもよくわかる気が。
     つまり、こういうネガティブ要素をはらんだ男女の物語として読むと、割と短く完結するし、独特で、面白かった。
    吉川さんも、彼女のために行動は起こすし、最後はトラウマに負けずに言葉で伝えます。

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  8. 評価:5.000 5.0

    何度も読み返したくなる名作です。

    若い男性小説家の家に、縁あって住み込み家政婦として暮らすことになった高2の女子。偏屈にも見える若い作家と、父親の借金で帰る場所もお金もない少女。でも彼女は、頑張り屋で逆境にも関わらず、学校に通いながら、しっかり家事をこなして、まずそれが立派。彼女の切り盛りのおかげで、不規則だった作家も、きちんと食事を食べるようになり、ふたりに関わる人々も交わって、お互いが支えになる中で、気持ちが通じ合ってゆくのが、繊細に描かれています。
    自分では無意識なのにジゴロの魅力を持った作家の先生が、面白く美しく描かれているのが良いです。先生の表情や服装が、少しづつ変化してゆくのは、感動です。

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  9. 評価:5.000 5.0

    溺愛系のヒロインと比較して思ったこと

    ネタバレ レビューを表示する

     1~5話くらいの間で、夫の武頼さんが、休日に一緒に出掛けようと、頭をなでて何度も誘うのに、ヒロインはいつも断り、1人で行動しますよね。は?と、思いました。それで夫の悩みがあると、友人にだべっていたり。何かピントがずれている。

     疲れが取れるような、軽いリフレッシュ休日タイムを組んで楽しみ、日日常の場所に出掛け、二人で腕を組んだり、イチャイチャすればいいのに。疲れてる夜だけに、夫婦の関係をフォーカスしている。

     また、会社で武頼さんがいつも売ってるお弁当しか食べていないと、他の社員から言われる場面もはっきり描かれていて、妻は料理が本当は得意ではないからと、つまらなそうに答えています。これも、ヒロイン自ら、5時間のパートしかしていない、母親の介護費用も出してもらっていると、引け目に思う位なら、上手でなくても、3日に一度でもお弁当作って気持ちをくすぐってあげたらいい。
     こんなとき、溺愛系のヒロインは、お弁当を作ったり、休日も「うれしい!一緒ににいたい・・」の反応だなと、コミックながら思いました。
     どちらが良いとか悪いとかではないけれど、武頼さんは、体格や仕事内容はいかにも男性的ですが、後にストレスを感じることからもわかるように、他人のことを気遣う人で、繊細で、かわいい甘えてくるタイプの女性の癒しが欲しかったのかも。
     ヒロインは逆に男性的で有能な人ですよね。感情に遊びや甘えがない。それはそれで、真山さんのように、逆に人に気を遣うよりも、自分をはっきり通す人には、その位でないと、手応えがないのでしょう。

     最後はレスは未解決のままで、そういう納得の結末もありとは思いますが、30代だし、円満に離婚して友人関係になっても良いのだから、それぞれ別の心身ともに、ときめく相手を探しても良かったような気もします。

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  10. 評価:5.000 5.0

    絵が圧倒的に存在感。ヒーローも物語も良い

    とても素晴らしいと思います。あやかしの世界が出てきますが、陰陽の家柄とか、興味深いストーリーと世界観で面白い。
    ストーリーも、空想の世界にかかわらず、説得力があるし、人間関係も面白い。そして、なんといっても、夜行様なるヒーローが、悩みを抱えながら、暖かく良い人物で、成功しています。

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