4.0
大人になって読んでみた
小さい頃にアニメで見ていましたが、原作を読んだのは25を過ぎてからです。
小さい頃には感じなかった、お蝶夫人の孤高!
好きな人も小さい頃から心血注いだテニスも、主人公にあっと言う間に抜かれ、それでも主人公を飛び立たせようとする高潔さに心奪われました。
原作・アニメ、どちらもオススメです。
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70888位 ?
小さい頃にアニメで見ていましたが、原作を読んだのは25を過ぎてからです。
小さい頃には感じなかった、お蝶夫人の孤高!
好きな人も小さい頃から心血注いだテニスも、主人公にあっと言う間に抜かれ、それでも主人公を飛び立たせようとする高潔さに心奪われました。
原作・アニメ、どちらもオススメです。
31巻ほぼ一本のストーリーですが、全く中弛みを感じず次々ワクワクしながら読み進めて行く事が出来ました。
登場人物も多目ですが、描き分けやキャラクターの作りが個性的で、ほぼ記憶に留めたままラストまで到達出来ました。
金塊探しの冒険譚・アイヌの文化・ヒューマンドラマ・ギャグの盛り込み方が欲張り!
個人的にアシリパを初め、・ソフィア・インカラマッ・スヴェトラーナ・家永?等の女性キャラがいきいきと目に写り好感が持てました。
これ程の壮快感が残る漫画は初めてかも…。
小学生の頃に読み、努力する姿勢を学びました。
代替わりしていくキャプテン達にヒーロー的な完璧なキャプテンは誰一人おらず、悩み衝突しチームをまとめ上げて行く過程に当時共感を覚えました。
試合や日常の描き方に派手さがない事が、昭和の懐かしさをより感じさせ何度も読みたくなります。
漫画編集を題材にした漫画の中では、松本大洋氏の「東京ヒゴロ」が一番好きです。
コマの流れや台詞からは純文学を読んでいる様な静謐な美しさを感じました。
リアリティさには欠ける部分もありますが、漫画は…漫画雑誌は…作家はこうあって欲しい!が、思い起こされる作品です。
ストーリー・テーマ・キャラクター・テンポ・オリジナリティ、全てが優れている稀有な作品!
図書室や図書館に置いて欲しいと思う程、学びのある漫画です。
生まれ出会って別れを繰り返し時が流れて…。
幼い頃に読んだ手塚治虫の「火の鳥」の様な命の円環を感じましたが、涙を流した数が多いのはこちらです。
アニメより原作の方が流れが綺麗でオススメです。
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エースをねらえ!