4.0
丁寧な画質と、丁寧な心理描写に、ついつい引き込まれていく作品です。
お話は、何かの能力を持つ家の子として生まれたにも関わらず、その能力を持たずして生まれてきた主人公のお話です。
能力をひきつぐためにだけ、濃い血縁での結婚をさせられた父。
しかし、愛のない結婚生活は母の病死という形で終わります。
元々恋人だった人と再婚し、なぜかその娘には能力が身に付いていて、そのため主人公はいじめられ、使用人扱いを受けて育ちます。
父親がひどすぎて…でも好きでもない人との子どもと愛して愛してやまない人との子ならこうなるのかもしれませんね。
不幸な主人公が婚約させられたのは、同じく能力を持つ、いわく付きの家。
外国人の脳な容姿を持ち、能力者の彼に引かれながらも追い出されないように必死です。
絶対続きが読みたくなります。
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