4.0
忌み子といわれて家族からも村人からも毛嫌いされるういか。
ひなのは双子でありながら巫女としての力を持ち、祖母と二人で村を守っていた。
母親はひなののわがままで入ってはいけないところへ行き、それについて行ったういかとともにあやかしに襲われ、それを助けるために死んでしまった。
十歳の時になんの力もないことがはっきりしてからは、周りのみんなから疎まれ続け、ひどい目に遭わされていた。
ある時、雨がやまずこのままでは村も潰れかねないと生贄を捧げることにした。
白羽の矢があたったのはひなのだったが、ひなのに死なれては困る祖母たちはういかを生贄に。
そして、龍神を呼び出したところ、ういかを食らうのではなく、嫁にすると言い出した。
幸せな人生を送ってもらえる話になるといいなと思いつつの星4つです。、
-
0
忌み子の嫁入り