5.0
不遇な2人の出会い
顔に痣がある事で、皆に忌み嫌われてきた元華族の一人ではあったが家族からも嫌われ下働きさせられていた清子と、貿易でその商才に長けたものの、目が見えない事から嫁を貰う事を諦めていた朔弥だったが、欠けた物を持つ者同士なのか、徐々に
互いを知る事で、心の距離は一段と近づき朔弥は清子を婚約者とする。読み書きが出来た清子は、朔弥の手伝いが出来る事に喜びを感じる事が出来る様になるが、中には悪意を持つ輩もいて、時折心を痛める清子であった。そんな中でも、清子の助けとなる者が現れ、手助けをしてくれ、それが更に良い方向に転ぶ事になった。こうして、2人の歩む先には、難題はあるものの、確実に問題をクリアして、2人の気持ちはより近づいていた。この先、如何なる災いが起ろうとも、2人の仲は保たれるのだろうと信じたいが、さて...どうなる事やら?
-
1
朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~