2.0
家族のありかた
結婚、離婚、再婚、どれも相手に影響を受ける為、子供視点からすると難しい壁である。
特に今までの親を取られるかも、という焦りや恐怖、不安、なかなか子供は言葉に出来ず、行動が先に出てしまう。
結果、虐待が生まれる。
自分より子供を優先し、よく見てあげなければ、このような問題が生まれてしまうだろう。
悪くも良い例である。
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結婚、離婚、再婚、どれも相手に影響を受ける為、子供視点からすると難しい壁である。
特に今までの親を取られるかも、という焦りや恐怖、不安、なかなか子供は言葉に出来ず、行動が先に出てしまう。
結果、虐待が生まれる。
自分より子供を優先し、よく見てあげなければ、このような問題が生まれてしまうだろう。
悪くも良い例である。
整形は悪、と未だ世間のイメージはあるが、果たして本当にそうなのだろうか?
整形して人生が変わり、気分も明るくなった、他人に迷惑などかけていない、とすると、どこに悪の要素があるのか?
まだまだ外見で決めつける世の中だからこそ、より内面を見て、物事を判断して欲しいが、外見のせいで…となるのは悲しい気分である。
人を見下したり、悪く言ったりすると自分に返ってくる、典型的かつ分かりやすいパターンで読みやすかった。
好き勝手していると、まぁそうなるわな、と思わざるを得ない、同情の余地なし。
ただ、不妊で悩んでいる人も多い為、主人公はなかなか反感を買いやすいと思う。
分りやすくも難しい問題が練り込まれており、展開が気になる。
おかしくないか?(笑)
嫌ならしなければ良い、断れば良い、それが出来ないから嫌な思いを受ける。
自分のせいでもあるので、一概に相手を悪者にも出来ない。
NOという事の大切さ、はっきりと言うことの必要性、読んで改めて実感した。
一種の隣人トラブルでもあるが、自分の言動、行動もしっかりとしなければいけない。
格差社会、幼稚園から社会人になってもつきまとう問題であるが、確かに幼い頃からほぼほぼ自分の位置というのは決められている。
親の代から繋がっている事がほとんどである。
しかし、それがいつ、どこで、どのように変わるかは、本人の意図せぬところで起きる為、気にしない方が幸せに過ごせる。
ただ、そう思えないのが人間である。
家庭の事情というのは人それぞれで、もちろん離婚からのシングルマザー、となる事情も人それぞれなのは当たり前ではある。
片親でもしっかりと愛情を持って育てている家庭の子供を、問題がある家庭の子供が見ると、その子にはどう映るのか。
子供というのは敏感に何かを察知する。
だからこそ、窓から覗いたあの子が見る景色は羨ましくも辛かったのだと思う。
問題ありの人間が人間を産むと、問題も生まれる。
社会にはその受け皿が用意はされているが、そこが完全に機能するとは限らない。
その受け皿でさえ対応し切れなければどうなるか……
子供を産む覚悟、産んでから育てる覚悟、いざという時への対応方法、不幸を生まないようにする為にはこんなにも難しく、努力が必要なのだと感じた。
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僕を殺さないで!~難病児虐待殺人事件~