sub rosaさんの投稿一覧

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1 - 7件目/全7件
  1. 評価:5.000 5.0

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    学園物はあまり好きではないのですが、もんでん作品ということで読み始めてしまいました。

    59話もの無料読みをありがとうございます、面白いですね、流石です。
    デフォルトの登場人物だけでも6、7人はいるのに、全員がイキイキと物語の要素として調和している。

    お決まりの“熱血先生”話ならばウンザリするのですが、そこに偏っていない所が好いのかもしれません。
    話の要は主人公エイジながらも、その他の教師や生徒もそれぞれの個性がしかっりと伝わってきます。

    他作品に比べてキャラクターの色気や美麗具合が控えめなのも、
    群像劇として功を奏しているように見受けられました。

    本当にもんでん作品はハズレが無いですね、お見事です。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    無料分30話まで読んだのですが、好いですね!

    “おわら風の盆”の妖艶で切ない雰囲気が全面に漂ってます。
    このお祭りだけでも、八尾市に生まれ育った人達が羨ましい思っていましたので、
    その様子が伺えるようなお話で惹き込まれました。

    “おわら”は農村の若者と娘の装束だと思うのですが、
    個人的には、かつて、農村の祭りの夜にあった“ヨバイ”を匂わせる踊りだと解釈しています。
    だからどこかジットリと熱いながらも秘めやかな恋情は“おわら”に良く合う。

    現在は若柳流の日本舞踊家が振り付けた“新踊り”という、観せるお祭りに昇華させたものが主流と聞きました。
    元々は小さな地域で行われていただけのお祭りを、観せるものとして伝統を残していくためには、
    子供の頃から愛着を持って関わっていく担い手が不可欠でしょう。

    お祭り自体の土着性は薄れてしまったのかもしれませんが、
    関わる人達の愛着に色濃く残っている様が良く描かれた作品だと思います。

    完読したい作品なので、紙で購入するか迷います。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

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    無料分20話まで読みました。

    老舗質屋の跡取り娘・志のぶとイケメン婚約者とのラブストリー、が20話の段階では気配薄いです。
    志のぶの婚約者・顯は子供の時に質草として引き取られてきたという曰くつき。
    ハイジュエリー店の外商に勤めながら、鑑定能力の高さから仮実家である質屋にも関わり、高校生の志のぶとは助け助けられ、という展開。

    古物取引商の世界観がしっかりと描かれていて、オーラとか異界絡みのエピソードも無理なく楽しめました。
    宝石のオーラが見えるという天然お嬢ちゃんタイプの志のぶと、インテリ気質の顕の恋がこれからどう展開してゆくかが気になります。

    作者さん、古物取引のお勉強を相当なさったのでしょうね。
    話の内容がその知見に少々偏りがちで、登場人物達の物語が控えめな印象なのが惜しい感じです。

    それでも面白いのでいつか全話を読みたいと思います。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    竹取物語を主なモチーフとした時代物ファンタジー。

    かぐや姫伝説に羽衣伝説要素も絡め、マジックミステリー並みの展開で惹き込まれました。
    背景となる平安期頃らしい時代感もしっかりと表現されていて、物語の世界に違和感がないところは作家さんが巧者ならではなのでしょうね。

    少女漫画らしいキャラクター絵柄ですが、華やかな美しさが堪能できます。
    現世に紛れ込んだ天女達と、それを巡る男達との物語がハラハラ・ドキドキに展開して飽きることがありません。

    ヒロインの月詠と彼女に関わってくる男性陣との展開が、どーなるのっ! とワクワクの期待感。

    少女漫画の醍醐味って、こういうのよね〜、と実感できる。

    まだ無料分で途中までしか読んでいませんが、これは最後まで読みたい作品としてリストアップします。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

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    大人の恋愛模様が性事情も込みで健康的に描かれていて楽しいです。

    登場するサラリーマン達は男の色気たっぷりにも関わらず、純な恋心を見せてて胸キュンもの。
    平凡なリーマン設定なだけに、現実には存在しないだろう無念さが募ります。

    黒澤さんも素敵なのですが、個人的には時折始まる大正時代の話に登場する崇高さんが一推し。
    芸者と浮名も流したんだろうな〜、みたいな大人の色気で18歳も年下のウブな妻を掌中の珠のように愛でてる様が何とも羨ましい。
    こういう旦那様に育てられてゆく年下妻って、それはそれとして女冥利でもあるだろうなぁ・・・。
    時代錯誤ではありますが、家父長制の男性像ならではの包容力を匂わせつつ魅力的に描かれています。

    全体にエキセントリックなハプニングも無く、強引な悪役も出てこない点も良いです。
    それでも十分に盛り上がって面白い。

    完結したら一気に読みたいです。
    この作者の他作品も気になってしまう。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

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    全話無料のタイミングを利用して読みました。

    深く惹かれあった初恋の“肌触り”だけを頼りに、その感覚を決して手放さなかった二人の青春の懸命さが力強く描かれていて読み応えがありました。

    十代前半で不幸な形で親を失ったトラウマを重く抱える人物が二人の絡み、という設定は主人公たちの障壁として高すぎる感じもしましたが、説得力のある心理描写や絵だったと思います。

    ジリジリともどかしさの連続ですが、目の表現描写がとても良く最後まで惹かれました。
    繰り返し読みたくなる、良い作品ですね。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

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    もうネ、只、只単純に可愛らしい〜の。

    恋愛ビギナーののかチャンはウブな故の一生懸命振りが色々周りとはズレまくっている。
    モテる境遇に流されて来ただけの経験でどこか冷めている桐山くんの通常運転のアプローチも、ののかチャンとは噛み合わない、というスレ違いの連続。

    でもどんなハプニングにも鉄板のウブさを失わないののかチャンに、桐山くんの分厚いクールから“ののかLOVE”が溶け出してくる感じがスッゴク好い。
    ちょっと鯰顔で大人な雰囲気の桐山くんが、小さくてキュートなののかちゃんを愛でてる感、可愛いです。


    繰り返し読みたくなる作品。

    • 0

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