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上に立つ者として
伯爵家は上に立つ者としてしっかりしていますね。領地民を大切にしばければ廃れるのは当たり前。
公爵様は両親の死後どんなふうに生きてきたんでしょうね。きっと同じ十二歳でも伯爵家はきちんと教育もあったろうし何より幼い頃からみんなの為に、という気持ちが強かったんでしょうね。個性や悲しみは仕方のないことだけど、昔は可愛げがあったのにとか素直に謝ってくれば俺は寛大だからとか思ってるのがもう、馬鹿だなコイツって呟いてしまった。
まず人の話を癇癪で遮った挙句に出ていけ!とかどうせお前んちの金で、、、とか言うなら本来の領地の家?に行けばいいのにと思ってしまう。そちらの人々はオマー意外良い人達のようだし何より公爵夫人が来てくれた!ってあんなに喜んでくれるんだから彼もこちらでずっと過ごしていたらもうすこし良い成長が出来たのでは?と思ってしまった。しかし車椅子の天使は、天使に全く見えないですね腹黒いー。
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屋根裏部屋の公爵夫人