4.0
辛い片想いだけど引き込まれる
隣に住む年下のノアに想いを寄せる主人公のレイチェル。そしてノアが想いを寄せているのは実の姉のアリシア。
このアリシアが重い病を患っていて長くは生きられない。
レイチェルの父親の好意で、良い医者がいて環境も良い場所への転地療養を勧められるが、その家はレイチェルと縁談相手の為の家でもあった。
レイチェルとアリシアは強い友情で結ばれており、レイチェルが結婚してもずっと側にいるのが良いだろうとの計らいであったが…。
ノア以外に相手は考えられないレイチェルは、自分は男嫌いで縁談は考えられない為、自分と偽りの結婚をすれば姉のアリシアの側にいられるとノアに持ちかける。
自分のノアに対する想いを封印して、実の姉を愛しているノアの恋の傍観者となる決意をする。
ノアの姉に対する想いが真実なだけに、レイチェルのノアに対する気持ちき読んでて切ない。
嫉妬の感情が渦巻く事があっても、アリシアとの友情も大切なものになっている。そして、アリシアはレイチェルの事が大好きで幸せを切に願っている。
ノアのレイチェルに対する気持ちが変化していき、両片思いですれ違うが、二人の事を大切に思っているアリシアが何か気づいてる感じもする。
傍観者はレイチェルなのかアリシアなのか、作画は好みが分かれるかもしれませんが引き込まれます。
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傍観者の恋