4.0
設定も面白く絵が魅力的
何をやらせても優秀な公爵令嬢のリアナだが、家族に褒められたい気持ちだけで必死で努力をしてきた賜物によるものであった。
リアナがどれだけ頑張っても重箱の隅を突くように、わずかなアラを指摘するのみの家族。
一方、妹のニナは些細なことでも大袈裟に褒められていた。
濡れ衣を着せられたりして、家族に絶望したニナは家出する途中で出会ったフレドに助けられながら、冒険者として新たな人生を始める。
愚かな家族と意地の悪い妹、よくあるパターンですが、実は妹を除く家族は皆リアナの事を溺愛していたという珍しい設定。
みんな優秀なリアナの事を溺愛しているからこそ、自分だけは敢えて厳しくしてあげないと…と、全員が同じ事を思っての行動だった。
家族同士のコミュニケーションが皆無だった結果、誰一人リアナの事を褒めた者はいなかった。
ここまで家族のコミニュケーションがないのは珍しいですね。
そのせいで傷ついて心が折れてしまったリアナが可哀想すぎる。
ギルドとか冒険物は苦手なのですが、リアナの家族との絡みとか、ビックリするほど美形だったフレドとの今後の展開も楽しみ。
あまり読まない冒険ファンタジー系ですが、抵抗なく読み進める事ができました。
-
0








無自覚な天才少女は気付かない