3.0
ヒロインにとっての救いとは
皆様のレビューの通り、ギフト分まで読んだ感想として、心情的に凄く残酷で辛いです。
題名そのままのストーリー。想いを寄せていた相手から、未開の地の生贄に選ばれた義妹の身代わりを頼まれて未開の地に行く事に。聖剣サルトが自らの意思を待ってヒロインと行動を共にする事になる。
このサルトが一緒で、本当によかった。
未開の地での23年間の話し相手は、聖剣サルトだけなのがホント辛い。
そしてやって来た人間は、かって思いを寄せた人と義妹の子供で父親にそっくり。身代わりを頼んだ事で感謝の気持ちがあるのかと思えば、何故か剣を盗んだ罪を犯した悪者という事になっており、ヒロインに悪意を持ってるのも理不尽。
しかも未開の他にやってきた理由が、自分の求婚の為に、ヒロインが盗んだと思い込んでいる剣を取り返しに来たとかで、強引に追い払ってもいいのに愛した人にそっくりなロイドを、助けたり弟子入りさせる。
父と母とロイド含めた三人の子供達の幸せは、ヒロインの23年間生及ぶ犠牲の上に成り立っている事を伝えないヒロインに泣ける。
この後、愛した人そっくりなロイドが救いとなるのか、ヒロインを支えてきた聖剣サルトが救いとなるのか…。
少しでも、ヒロインが救われますようにと願ってしまう。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―@COMIC