5.0
ビッグコミックspirits創刊時代
めぞん一刻とともに、ビッグコミックspirits創刊誌に上奏された昨日でした。読んでいて、痺れるようなリアルとバタ臭さがあり、不思議な読後感が忘れられません。合わない人には無理な作品ですが、ハマると凄いです。
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10032位 ?
めぞん一刻とともに、ビッグコミックspirits創刊誌に上奏された昨日でした。読んでいて、痺れるようなリアルとバタ臭さがあり、不思議な読後感が忘れられません。合わない人には無理な作品ですが、ハマると凄いです。
何度も、これ以上読めないと思いながら、全部読み切ってしまいました。
おそらく無料分しか読んでいない方は、気分の悪いいじめをネタにした漫画だと感じているでしょうし、読み進めると、その他の登場人物も深い自己嫌悪の中にいることがわかります。
自己嫌悪の頂点に自死があるとして、後半は、その後の登場人物の内面が描かれますが、どれも重く、切ないことばかりです。とてもこんな日常は送れないはずだと思います。
それでも、その先に何か救いがあるのではないかと思いながら、読み続けました。
自分では、作品が示すものは、救いというには儚いけれど、生きることはこういうことだよな、と思いました。
精神的に辛いときは、読まない方が良いと思いますが、最後まで読んでみて、何か心に残れば良いと思います。
最初のエピソードはどこに行ってしまったのか、作者が忘れてしまったとしか思えません。
途中で主人公の父親がマッドサイエンティスト然として現れた途端に、どんどんエヴァンゲリオンになっていきました。巨大な綾波レイによく似た翼を生やした宇宙人も現れて、あーやっぱり!と思いました。
最後のシーンの左端の人物がわからないし、これで終わり?連載中止?と思いました。
娘の同級生、しかも現役女子高生との男女関係。
世間的には、分別のつかない婦女子を良い大人が、劣情に負けて、怪しまれる状況に陥って、巻き込まれているように読める。
が、男の心情としては、真剣に恋愛として彼女を大切にしたい思いがある。
良識と本音、その狭間で揺れる男の気持ち。
もがいてるが、世間と自身の気持ちの狭間に落ち込んで、どちらに対する正解にもならない。
このストーリーの中で、二人は少なくとも2回は肉体関係を持ったと思われる場面があるが、それは直接的には描いていない。
読み手には、もどかしさだけが伝わる。
それを楽しめれば、受け入れられる物語であり、ファンタジーかもしれない。
前作ではアキラの神がかり的な強さと、世を偲ぶ仮の姿で巻き起こす可笑しさのギャップに引き込まれましたが、今回はヨウコが前作がシリアスに動き出します。
ドランカーキラーとしてではなく、恋に、戦いに、カッコよく動き出すので、お楽しみに。
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青の戦士