4.0
人間含めた動物のあれこれを色々学べる
そのようなわけで、単純に動物好きなら、割と楽しめる場面の多い作品である。
主人公含め作中には奇人変人が沢山出てくるのだが、かれらが自分たちの生い立ちや特技、特長などを様々に活かしたり活かせなくて苦しんだりしつつどこかしら泥臭く生きているところも、人間と言う動物を意識できてなかなか好感が持てる。
ちなみに、主人公の岩城鉄生(イワシロ テッショウ)クンだが、これには前身になる同姓同名のキャラクターがいて、その彼は獣医さんではなくラッパーで、しかもその彼が登場する読み切り作品は獣医ドラマとは無関係のヒューマンドラマである。そちらも読んでみると、また、鉄生クンの人となりに更なる深味が見出だせるかも知れない。
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ワイルドライフ