5.0
すごく良かった!久しぶりに読み応えのある漫画を読みました。津軽三味線の名人である祖父に育てられ、幼い頃より息をするように自然に津軽三味線を弾いてきた主人公ですが、祖父の死をきっかけに、自分の音を見失ってしまいます。単身、青森から上京し、様々な人と出会い、触れ合っていくうちに、祖父の猿真似ではない自分の音を見つけ、重ね、作り上げていく物語です。
ベテラン作家さんの流石とも言えるストーリーテリング、説得力のある描写に感銘を受けました。
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ましろのおと