5.0
どうせうまくいかない、いや、いって欲しい
3度目の人生を生きてるイネス。美貌を隠し、地味な黒の服ばかり着て、カラスと呼ばれる。そんな彼女と結婚させられるのが嫌で、遊びまくるカッセル。だが、彼女が本当は自分を好きではないのでは?!と疑問を持った時から、彼女のことが気になりだし、ついに結婚する。結婚後は、これまた見事にイネスラブに変身。個人的には、カッセルの献身が泣けてくる。自分を犠牲にしてでも、イネスに負担をかけないように、避妊の薬を飲んだり、「会いたい」と手紙がくれば、半日しかいられないのに、朝から馬で駆け付けたり。おバカなようでいて、優しくて男前。こんな風に愛されたい!秀逸な作品です。
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この結婚はどうせうまくいかない