3.0
斉藤さん!の続編
『斉藤さん!』の続編で、斉藤さんの息子くんも中学生に。
ますます、
斉藤さんの正しさが、現代社会の多様性に合わなくなりそうな予感がするだけでなく、
中学生という多感な時期に差し掛かり、子育てが難しくなってきそうな予感が端々に感じられます。
ただ斉藤さんも前作よりも緩和されてる?ような気もして、果たして息子くんはこのまま健やかに育って行くのか…。
引き続きフィクションだから楽しめる作品だなと思って読んでいます。
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14747位 ?
『斉藤さん!』の続編で、斉藤さんの息子くんも中学生に。
ますます、
斉藤さんの正しさが、現代社会の多様性に合わなくなりそうな予感がするだけでなく、
中学生という多感な時期に差し掛かり、子育てが難しくなってきそうな予感が端々に感じられます。
ただ斉藤さんも前作よりも緩和されてる?ような気もして、果たして息子くんはこのまま健やかに育って行くのか…。
引き続きフィクションだから楽しめる作品だなと思って読んでいます。
連載時はおそらく平成…。
平成でも珍しい物を申す系お母さんなサイトウさん。
もちろん的外れではないんだけれど、
関係性が希薄に成りがちな現代において、
自身の正義感を元に周りを巻き込みつつ、
向かう方向を1つにしている、そんな存在に感じます。
合う人、楽しめる人はいいけど、
合わない人にはとことん無理かも。
フィクションだからこそ楽しめるのかもしれない。
イブラヒムによってスレイマンに献上されたヒュッレム。
妾から側室、そして寵妃に至るまで、スレイマンからの寵愛を受けるためだけに過ごすのではなく、知的好奇心の強さや美しい歌声、気の効かせ方など、他の側室には無かった魅力があってのものかなと思います。
ただヒュッレムも、ヒュッレムを献上したイブラヒムも、お互いを好き合っているのに、立場上どんどん許されなくなる…その様子も悲しくあります。
歴史物の少女漫画に触れる機会はなかなかないですが、読み応えがあって面白いです。
寓話の詰め合わせという形式。
子供の頃に慣れ親しんだ、どこか懐かしさを感じるストーリー。
日々を一生懸命生きていても不条理に悲しい気持ちになることも多いですが、
読んでいると日々丹精に生きていこうと思わせてくれる気がします。
子育て、パート、家事に精を出して女っ気のない妻に不満な旦那が、
会社の部下?を焚き付けて、
妻にモーションかけてもらい女らしさを出させようとして…、
というのがストーリーの流れ。
実際、だんだん妻が変わって女らしさを出していくのに気づいて行く訳ですが…。
旦那側はちょっとしたスパイスだと思ったんでしょうが、劇薬のようで…。
そりゃ女として扱ってくれる人がいればなびかれそうになるのかなと…。
ちょっとモヤモヤしちゃいますね。
両親が亡くなってから酷い目にあってきたクロエが、妻競売に出されたアッシュに買われたことで運命が転換していく…本当に良かった。
いわゆる『理解のある彼』であり、妻が望む復讐を手助けするアッシュの容赦なさが、童話に出てくる王様のよう。
最後には2人が幸せになりますように。
怖い。
その一言に尽きる。
不朽の名作というものだと思うし、
この作品を連載時にリアルタイムで読めていた方々が少々羨ましくなる。
流水の克之に対する執着はきっと双子ゆえなのだろうけれど、
気持ちだけでなく、手段を選ばない行動など、
ひとつひとつが本当に恐ろしくなる…。
まだまだ息を飲みながら読みます。
真珠とアラタの心理戦が何よりも見もの。
真珠の心理戦の上手さは犯罪者だから、
というよりも、天性もしくは生き抜くために磨かれたもの、なのかも知れませんし、
それを見抜きつつ、真相に迫ろうとするアラタの心理戦の上手さも似たようなものなのかもしれない。
このままアラタは平穏は日々に戻れるのか…?
死んだ後の、心霊の話しがメインですが、
生前の念とか、執着とか、執念とか、
そういうものが描かれて、非常に怖い…。
小学生などの年齢で読んでたら、
怖くて夜中ひとりでトイレに行けなくなりそう…。
家族や祖先、ルーツなどを考えさせられます。
悪霊も怖いですが人の念もなかなか恐ろしい…。
見えない世界を解説も読めたりと、楽しませて頂いてます。
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斉藤さん もっと!