さくもぷさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全13件
  1. 評価:5.000 5.0

    神話の謎を解き明かす面白さ

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    最終話まで全部読みました。
    冒頭で主人公が歌う歌‥‥それが物語全体の重要な鍵となっていて、全てが回収されるのは本当のラスト3話目くらいです。

    物語の初めの方は村人も陰険で皇帝も噂では殺戮を繰り返すとんだ人格で血生臭い要素満載なのですが、迎えに来た護衛の男達との出会いから少しずつ良い方向に回って行きます。
    何か困難な事が起きた時に、巫女である母が教えておいた歌の意味を考え、疑問に思いながらも実行する。
    そうして自分の血に人の怪我や病気を治す力がある事を発見し、神の罰に苦しむ皇帝を救い、深く愛されるようになるのです。

    愛‥‥とはよく見聞きする最大のテーマだと思うのですが、この主人公二人の愛、自己犠牲も含めて半端なく凄いです。
    特に印象に残るのは、国の科挙を表彰する祭典の場で国民の見守る中で皇帝に毒を盛られて、すぐに主人公の盃を叩き落とし、苦しみ死に至る皇帝を今度は主人公が自分の生命を犠牲にして彼を救うのです。
    自分の腕の中で息絶えた彼女を抱いたまま、血だらけのまま茫然とする皇帝の悲しみが尋常でなく血の気が引く思いで読みました。

    死んだ彼女の母が皇帝の夢に出てまで娘の為に動くのも不思議ですが巫女との事で違和感無く、娘は生き返る事が出来たばかりでなく二人は魂が結び付き、痛みや感覚も共有し、片方の死は相手も死ぬという不思議な一体感が生まれます。

    面白かったのは彼女かお産をする時につわりの時から皇帝も気持ち悪さや吐き気を感じながらも顔に出さないように努力しているところでしょうか。
    これで陣痛が来たらどうなるかなとちょっとワクワクして見てました。

    ラストの方で主人公と皇帝が一緒に横たわりながら手を握り、最後の吐息を共有しながら世を去ります。
    その時点ではまだあの歌の最後のフレーズがまだ残っているのですが、その後で全てが回収されるのです。

    神話の世界からの壮大な謎解きの物語、お試しあれ!

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    桜舞い散る胸きゅんストーリー

    途中で気付いたのですが、このお話の最も重要な人物の名前には「桜」にまつわる名前がつけられています。
    ヒロインの髪留めにもさりげなく桜モチーフの飾りがついていたり、感動のラストにも、ふんだんに散りばめられて素敵でした。🌸

    お話の前半はとても手の届きそうにない男子と普通女子がひょんな事から秘密裏に親しくなりながら恋に発展して行く模様がドキドキしながら楽しく読めました

    中盤になってからもう1人のキーマンが登場するのですが、それは読んでからのお楽しみと言う事で。

    その後、コメント欄も大荒れの事態へ発展し、私も読むのが辛くなりましたが諦めずに最後まで読みきりました。

    結論から言いますと、星5つをつけます。

    コメント欄大荒れの後で理由を知るにつけ、切ない、何とも言い難い気持ちにさせられました。

    ヒロインが本当に辛い時に支えてくれた人の暖かみが素敵過ぎて、私はこちらのファンになってしまう程。

    正直、泣きました。
    オススメです。
    途中にめげずに最後まで読んで欲しい
    そんなお話です🍒

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    初めは偽りであっても‥‥

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    王命により嫌い合っている公爵家と伯爵家の縁談があり、伯爵は夫人の娘の身代わりに使用人の産んだ子を送り込みます。
    私生児は伯爵の魔の手から逃れる為に男児として育てられ、直前に急ピッチで婦女子のマナーを仕込まれて
    公爵は知っていながら婚儀を挙げ、しかし手をつけぬまま共に生活を始めていくのですが‥‥。
    私生児は公爵夫人となっても心の中は急にそうなる訳もなく、公爵も不信感が無い訳もなく、でもお互いに相手の本来の良さに気付き惹かれていくのです。
    頬を赤らめての不器用な初恋ライフ、ピュアで優しい気持ちにさせてくれるお話だと思います。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    タイトルのワード通りに

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    宮廷もので絵が美しいので読んでみようと思いました。
    どのようなお話かは書くと長くなるのであらすじを参考にして下さい。私が印象に残って良かったと思うところは話す事が出来ない玉とコミニュケーションを取る為に親王様自ら筆を取り、文字を教えるところです。それまで武術、戦ばかりの彼が初めて人に辛抱強くもの事を教える姿は‥紛れもなく「愛」だと言えるでしょう。
    「沈黙」は、おそらく話す事が出来ない玉を指すのだろうと想像しますが‥‥
    「憎しみ」が何を意味するのか、それはこの先を読んで解る事なのかなぁ‥‥と思います。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    大公様とは誰のこと?

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    まずプロローグでいきなりな場面があり、きっとこの二人が主人公的な存在であろうと匂わせながら、特に男性の方が誰か分からない出だしでした。
    ヒロインに髪と瞳がそっくりな異母兄と、実父がいて
    彼らはヒロインを可愛いがってくれるのですが早く役目を終えて実母に会いたい。その一心で男の子のふりをしながら勉学や貴族としての振る舞いを学びます。
    そんな彼女を友人の弟と認識しながら気にかけて見守る小公爵クロードの存在が小さな光に見えます。
    まだまだほんの序盤しか読んでないですが、アカデミーに通い始めてから物語が進むのではないかと楽しみです。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    ワルそうに見えて実は‥‥

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    超美形だけどケンカばかりしてる不良と有名な久世くんに何故か付きまとわれ何故か付き合ってる事になってしまった菜都の高校生ライフのお話です。
    見どころは菜都がひそかに気になっていた佐山くんも実は菜都の事が好きで、久世くんが現れてから急に佐山くんもアプローチし始めるところや、久世くんの強力な目力。時折り見せる久世くんの必死な姿や驚いた時に大きく見開く目がハッとさせられて良いです。
    ダークな部分は無く楽しく読めるお話だと思います!

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  7. 評価:5.000 5.0

    純粋で儚げでありながらも強い

    地元の御曹司で支社長である隆之と会社創業者一族の中でも冷遇されていた由梨の結婚に至るまでとそれ以降のお話です。会社組織の中で二人がどのように親族と対峙し、社員達と向き合いながら成長ししていくのか描写されています。お互いを愛してるからこそ、昔の女性との事を気に病んだり、近づく男の事を気にしたりとドキドキする展開も楽しみですね

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  8. 評価:5.000 5.0

    性格もカワイイ

    亡きお母さんがとても好きだったウエディングドレスの会社での仕事にかける情熱が凄い。あさ美は美人ではなく可愛いタイプで純粋で笑顔も泣き顔さえも本当に可愛くって好きなヒロインです。
    社長の孝文はよくある専務や社長キャラよりはキザでなく親しみやすい感じですが、ここというところはしっかり決めてくれる頼りになる男性です。
    ドキドキ、きゅんしたり、ほっこりしたり、毎回楽しく読めるお話だと思いますよ〜

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  9. 評価:5.000 5.0

    大正浪漫シンデレラ

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    幼くして母を亡くし、継母にイビられながら背中にある深傷を理由に親ほどのオジンに嫁がされそうになる彩葉。不思議な事に毎年の誕生日に薔薇の花束が届く事を不思議に思いながらこれが最後になると心沈む
    スンデのところで大金で彩葉を買った(救った)のは
    大財閥の御曹司。彼の婚約者としての生活が始まるが
    彩葉は背中の深傷を見せた時に破談になる覚悟をしながら気丈に生きている。彼の方も昔、彼女と出会った事があり、彼女の傷と薔薇の花にはある関連性があったのでした‥‥

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  10. 評価:5.000 5.0

    純粋うぶな姫とツンデレ皇帝の心の旅路

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    心の声が聞こえる事から親から疎まれ不遇に育った姫を大国皇帝の妾に差し出すところから始まる。親以上年上の6番目の妻になるはずが、皇帝死去により新皇帝の第1皇妃に。控えめで役目を一生懸命に努めようとするツィツィーに態度とは裏腹に可愛さや愛しい気持ちの心の声を発するようになる新皇帝ガイゼル様のお話
    途中から臣下の裏切りにより国を離れ、ツィツィーと苦難の旅あり村人との交流あり‥‥その後は読んでみないと分かりません〰︎😊

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