村一つ全滅させて祝いのお膳が並ぶとは?でもこれまでは訓練の仕上げに過ぎないのでは?これから本当の闘いが始まる。生き残りをかけた熾烈な戦いがこれから始まる。
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村一つ全滅させて祝いのお膳が並ぶとは?でもこれまでは訓練の仕上げに過ぎないのでは?これから本当の闘いが始まる。生き残りをかけた熾烈な戦いがこれから始まる。
迷いが全く無いというのはいいことでもあるが、恐ろしいことでもある。この子たちは無知だから仕方ないが、目的の為に手段を択ばないやり方が裏目にでることもあるのに、それでも迷いなく村人全員を始末するつもりなのだ。
この五人には、躊躇いや疑問や後悔がほとんど無い。完全に洗脳されて育てられているから無理もないが、ある意味で恐ろしいことだ。使命という名の下にじい様の言うことを完璧に遂行する便利な抹殺者になってしまったのだ。
自分たちの存在価値を高める為の抹殺とは驚いた。この爺さん相当なやり手だし、裏にスポンサーがいるかもしれない。この時代なら大名家かも?
隔離された空間で育てられ訓練してきたから、武術にはたけていても、そのほかの知識がからっきしなのは問題だ。トラブルは目に見えている。彼らは上手く対応できるか心配だ。
こういう選抜方法って残酷だよね。それでも参加者は皆逃げなくて、言われた通りに戦って生き残る為に相手にとどめをさす。これのどこに意味があるの?
ここまではっきりしてしまうと、詩織は辛いだけだ。もう居場所が無い。やっと見つけた居場所で、唯一信頼できる人があーちゃんだから、詩織はいたたまれない。記憶が戻る戻らないより、今が辛いのだ!
皇子をどうしても助けたいクラリスは医者を呼びに再び町へ。でもそれも危険がいっぱい!それでも身の危険も顧みず頑張る姿がいじらしい。しかし呪いの種類も解き方もわからないのは最大の問題だ。
芸者の置屋さんで情報が得られればいいけど難しいいのではないか?会社の命運がかかっているから事は重大だ。耀一郎さんはここが踏ん張りどころだね!
三倉さんはこの件にはもう関わらない方がいい。安楽さんに任せておくのが無難。逃がしたのは三倉さんかもしれないけど、追跡諦めた安楽さんの責任だから。完全に潰されるのかなあ?
あずみ
007話
第四話 あどけなき殺戮1