4.0
すれ違い
髪の色で美醜が決まる世界ですが、現実世界でもそういうのってありますよね。今は簡単に髪を染められますからそんなに気になりませんが、昔は日本人だと艶やかな黒髪、西洋だと天使のようなブロンドとか、容姿において髪って結構重要な要素です。でも、それだけで中身を見てもらえないのは悲しいかな…特にヒーローなんてスパダリで最高なのに。
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23845位 ?
髪の色で美醜が決まる世界ですが、現実世界でもそういうのってありますよね。今は簡単に髪を染められますからそんなに気になりませんが、昔は日本人だと艶やかな黒髪、西洋だと天使のようなブロンドとか、容姿において髪って結構重要な要素です。でも、それだけで中身を見てもらえないのは悲しいかな…特にヒーローなんてスパダリで最高なのに。
死に戻りの悪役令嬢のお話ですが、よくあるのは断罪される運命を避けるために目立たぬように大人しく暮らそうというパターンですが、本作ではより悪役令嬢の道を極めようと突き進みます。義妹が面白いくらいにイヤな女性を演じてくれるので、断罪シーンでの期待値がどんどん上がります。
ヒロインはアルファですが、優しくて穏やかなタイプの女性なので好感が持てます。オメガバは男性がアルファのパターンが多く、上から目線のオレ様系になりがちなので、このパターンは新鮮でした。
これで完結なんでしょうか?ヒロインの両親のことやヒーローと母親との過去など謎が残されたままなので、ぜひ続きを描いてもらってすべての謎を解き明かしてほしいです。
ヒロインがいつまでも意地を張って素直にならず、同じことの繰り返しで学習能力がないので、いい加減飽きてきてしまいます。とりあえず記憶を取り戻したことにして、さっさとヒーローとお互いの気持ちを確認しあえば、それで万事解決なのでは。
恋愛漫画では必ずといっていいほど当て馬ポジションのキャラがでてきますが、本作の当て馬2人はかなりヤバくて度を超しています。しかも1人は何の制裁も受けずにおわっているので、不快感が残ってスッキリしませんでした。
最初からヒーローはヒロインの事が好きなんだろうなーと思っていたら、途中でヒーローがヒロインへの復讐のためだけに動いているかのような描写がはいって雲行きが怪しくなります。でも、最後はハッピーエンドになって良かったです。
当て馬の女教師がヒロインのことを邪魔と言って何か仕掛けてきそうな伏線を張っておきながら、結局何もなしで終わったり、色々裏設定とかやりたいことはあったんだろうけど、ページや話数の問題で描けなかったんだろうな…というのが伝わってくる作品です。
最後のまやこの話はいらないと思いました。まやこの話を入れるくらいなら、ヒロインたちのラブラブ生活を読みたかったです。2人は同棲しているのか、彼の仕事はどうなっているのか、次の仕事で遠くへ行ったりしないのか等、気になることは沢山あるので。
双子は赤ん坊の時に母親と別れているので、生みの母親に対する思い入れがなく、そのおかげで母親のようなヒロインをすぐに受け入れてくれたのだと思います。最後に双子の実の母親が出てきますが、生まれたての我が子の幸せと自分の幸せを天秤にかけ、自分の幸せをとった人なので母親としては最低だし、どのツラ下げて双子に会いに来たのか、そのメンタルが怖くて気持ち悪かったです。
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推定悪役令嬢は国一番のブサイクに嫁がされるようです