5.0
社会問題として自覚したい
主人公は何も悪いことをしていないのに‥
レ◯プされ、ネットで晒され、興味本位なYouTuberに付け回され…両親まで失う。
デジタルタトゥーって言葉を私は初めて知る無知でした。
主人公の立場になれば、誰もが復讐もしくは自死しか思いつかないのではないだろうか?と思った。そのくらい酷い内容だから、もっと彼女の言い表せない心情を見たい場面もあった。
彼女の周りに心配してくれる友人やかつての配信パートナーも居るけど‥正論すぎる。それで生きていけるなら、誰も復讐なんて考えることもない、世界平和だと思った読み手の私自身が歪んでいるのか‥。
唯一、友人が警察官としての私と友人としての私は‥?と問いかける部分のみ、共感。あとは偽善でしかないような気がしてしまった。
最後の海での2人には??が。
あの時に主人公は殺害を依頼したという解釈で合ってますか?そして、行方不明として、生きているのかいないのか、問題は消えないようにネットの中で生きているだけになった。でよいのかな?という解釈をしました。が、どうなんだんろう?
もっと配信パートナーが主人公との心のやり取りがあれば‥。友人が警察官になってなければ‥。話は幸せになれるキッカケがあったのかもしれない。
カイの気持ちも分かる。母性ではないと思ったけど、どうなのかな??
そして、せっかくの一時的な味方が死んでしまうことも、ないとダメだったかな?
なぜ、本当に主人公ばかりが悪くなってしまう?
周りがもっと彼女に近寄って、壁を壊して‥それでも味方がいるから、復讐おしまいー!と、彼女に幸せを知ってほしかったと願ってしまった。
素敵な両親なんたから、おばあちゃんも素敵な人で居てほしかった。
戻ってきて、やり直して欲しいと思いました。
もっともっと、彼女の言い表せない切ない感情を悪気なくネットでコメントする人たちに刺さるものがほしかったとも思いました。
復讐された人はされるだけのことをしたわけで、自分のしたことを振り返って欲しいと思いました。
彼女の人生、高校生で止まってるものを動かしてあげてほしかったなぁとも思いました。
彼女の復讐劇という視点よりも、ネット社会の無責任さ、に重きがくる視点になれば良かったのかなぁ。でも、忘れてはいけない内容に思いました。
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消せない「私」 ~炎上しつづけるデジタルタトゥー~(分冊版)