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ヒロイン、サリーシャは王太子に嫁ぐ使命を課せられて、伯爵家の養女になっていた。王太子の幼馴染として親しく良好な関係で育ったが、王太子は別の女性に恋し、サリーシャは王太子妃になれなかった。
そこから物語が展開するのですが、王太子がダメダメで婚約者になれず、とか、悪名を着せられて・・・とか、よくある展開ではなく、純粋に王太子も選ばれた女性もいい人で、ヒロインも自分が抱いていたのは恋ではなかったと認識して2人を祝福しようとしている流れが良かったです。
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辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する(コミック)