5.0
読者が寄り添う主人公?
自らのステイタスの為に高位令嬢を娶り、彼女との間に生まれた主人公。
その母親は生まれたばかりの主人公を残しあっさりと世を去ったが
父親から終始威圧的な対応をされ吃音になってしまった。
そんな父親の存在に日々怯え、全く自己肯定感が育たなかった主人公は
平民上がりでも武勇で名を馳せた夫と出会い、婚姻から3年後にやっと彼が領主の城へ向かう事となった。
と、ここまでで十分、高威圧的な親を持つ人々には共感する悩みに何度も頷くのでは?
他にも負のオーラ全開なのに、それを恥と思い取り繕うとしながらも、根本が父の様な悪人とは違うらしい。
夫の力を借りながらも、自ら進むべき道を模索する再生の物語という事でOK?
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オークの樹の下