ジョゼフの目的はどうあれ、本気でブリジットと縒りを戻したいなら、もっとうまいやり方がある筈なんだよな。ブリジットの心が欲しいなら態度一つで幾らか違うし、何らかの利害が理由なら、親を巻き込んで、理詰めで行けば良い。ブリジットの心はどうでもよくて、家の利害も関係なくて、ただ彼女を独占したい、あるいは傷付けたい。精霊との契約を強制的に断ち切って、それでジョゼフが得るものは何だ?
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ジョゼフの目的はどうあれ、本気でブリジットと縒りを戻したいなら、もっとうまいやり方がある筈なんだよな。ブリジットの心が欲しいなら態度一つで幾らか違うし、何らかの利害が理由なら、親を巻き込んで、理詰めで行けば良い。ブリジットの心はどうでもよくて、家の利害も関係なくて、ただ彼女を独占したい、あるいは傷付けたい。精霊との契約を強制的に断ち切って、それでジョゼフが得るものは何だ?
薪が、鈴木の話題であんな穏やかな表情をできるようになったんだなあ、と思うと感慨深い。
実際、DVDを見て気絶したわけだし、また倒れられても困るので、誰だって休めって言うよ、薪。
あの手首を掴んだのは何かと思っていたけどーー無意識に青木に甘えているのかと思っていたけど、それで顔をしかめるほど強く握るものなのか。その後の顔色の悪さを考えたら、多分、あそこでふらつきそうになって、堪えるために、手近にあった青木に縋り付いたんだろうな。うん、やっぱり休め。
痴話喧嘩と言われて怒るのは、心当たりがあるからだよね。そりゃ、わざわざカザフスタンくんだりまで来て、謎に青木の話をブチ込んで涙目になって、お前は僕を怒らせたんだ、とか言われたら、タジクも色々察する。揶揄したくもなるだろう。
シャティは皇太子に嫌われていると、アイリーンははっきり言っている。何一つ庇っていない。むしろ、元々可哀想な人の傷に塩を塗ったらますます可哀想、という同情に見せ掛けた侮辱だ。
シャティの記憶を検索した上で、いじめは事実と主人公は認識しているわけだが、親はガセ情報だと思っているのよね。親の情報収集に問題があるのか、主人公の認識に何か齟齬があるのか。
青木がこれまで何回か東京に来て薪と会えずにいたのって、避けられていたからじゃないか、という気が物凄くする。
かつては死ぬ前提でいたから青木に自分の脳を見て欲しいと思った。
いつ日本に戻れるか分からないから、つい情に流されて、待っている、と口を滑らせた。
パリでは共通の知人がいないのを良い事に、青木と舞の写真を職場に飾った。
海外にいる間は、手紙の返事を保留にしても何となくごまかせる気がした。
でも、いざ日本に帰って来ると、青木との関係をどうしたら良いか分からなくて、それで逃げていたのではなかろうか。後から読むと、「岡部、ヒゲは!」のテンパリ感が凄い。
無印は青木視点中心だから「薪さんスゲー」感が強かったけど、Season 0は薪本人の視点が中心だから「どうしよう、まじで分からん」な感じが前面に出ていて新鮮だ。
「そんな総監」の薪が可愛過ぎる。普通の営業スマイルからの、ソフト脅迫からの、キラキラ笑顔からの、にこやかにえげつない発言しいの、至近距離であざと可愛く懇願スタイル。3年の海外生活の間のスキルアップが凄い。
講演の間、青木がチラチラと薪を見ているのに、なんとなく笑ってしまう。え、この人、こんな表情するの? 初めて見る薪の姿に釘付け。そりや、第九の人間なら誰でもそうなる。
岩子が力を使えないのって、周りの人間に彼女への敬意がないからでは? 信じる者は救われる。尊崇の欠片もない相手に、恩恵を与える神なんていないよ。
悪役令嬢と悪役令息が、出逢って恋に落ちたなら ~名無しの精霊と契約して追い出された令嬢は、今日も令息と競い合っているようです~【分冊版】(コミック)
055話
27話(2)