5.0
CLAMPさんの作品は全部好きで、それぞれ作風は違うけれども、根底には何か一環した哲学というか、CLAMPさんの物の見方があって、それがキャラを通して反映されている感じがします。
この作品では、ゆうこさんがその役割を請け負っている感じで、魅力的なキャラです。
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9301位 ?
CLAMPさんの作品は全部好きで、それぞれ作風は違うけれども、根底には何か一環した哲学というか、CLAMPさんの物の見方があって、それがキャラを通して反映されている感じがします。
この作品では、ゆうこさんがその役割を請け負っている感じで、魅力的なキャラです。
少し風変わりなグルメもの&異世界もので面白かったです。
『のぶ』の入り口が異世界と繋がっているという事は、現世のお客さんは入って来られないのかなと気になります。
そして、異世界人相手に得た収入の税金は現世ではどうやって納めてるのかなとか。
でもそんな事はどうでも良くて、普段当たり前に思っている日本の食文化が、異世界人の目を通す事で、とても豊かであるという事を再認識出来るのが良かったです。
ヒロインがカッコいいです。
セドリックは、自分から婚約破棄しておきながら何故ヒロインに執着しているのかとか、仮にも婚約破棄するまでは自分を慕っていたヒロインに対して何故そこまで憎しみを抱いているのかとか、色々不思議な点はありますが、魔王様がそうしたモヤモヤを全部吹き飛ばして爽快にヒロインを奪ってくれますので、スカッとします。
悪役令嬢の逆行ものはけっこうありますが、こういうパターンのキャラ設定はあまりないので面白かったです。
始め、14歳以下じゃないと駄目ならヒロインが14歳以上に育ったら愛は冷めるのかとか思いましたが、14歳以下でないとならない理由もちゃんとあって、意外としっかりしたストーリー設定でした。
嫁ぐまでの話は、恐ろしく胸糞の悪い話でしたが、嫁ぎ先では良い人ばかりでシンデレラストーリーに期待出来そうです。
又、第一話の初っ端では二人が幸せそうにしている所からの回想シーンだったので、そこを目指して安心して先に進めそうです。
アニメから来ましたが、無茶苦茶面白くてハマりました。
あだ名がバカとか、何かコンプライアンス的に引っ掛かりそうだけど、何となく愛がある様なない様な感じでサラッと流せてしまう。
スベってる感じなのにプッと笑えてしまったり、頭をリラックスさせたい時にはオススメです。
CLAMPさんの中では特に目が大きな絵です。
今読むとちょっと時代を感じますが、当時はこういう系統のファンタジーは珍しく、斬新に感じました。
昔懐かしい気持ちで読み進めていこうと思います。
当時、海ちゃんカッコいいとか思ってましたが、今見ると、こんなに小さくて可愛かったのかという感じです。
アニメで観ましたが、原作の方がリアリティーを感じられるので好きです。
生で歌舞伎を見てみたくなる作品です。
CLAMPさんのお話は、作品ごとに作風や画風が違っていて、敢えて色んなジャンルのものを実験的に様々な手法で書いておられるのかなと思いますが、どの作品にも根底にある哲学みたいなものが一貫していて、読み返す程に心に残ります。
このお話も、抽象的で難しいけれども、色々と想像を掻き立てられて面白いです。
あまりにも馬鹿馬鹿しくてそれが良かったです。
パトレイバーを書いてる同じ作者とは思えないぐらいコミカルで、ゆうきまさみ先生の幅の広さを感じます。
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×××HOLiC