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今読んでもあまり古臭い感じがしませんでした。
逆に、リアルタイムで読んでいた時は凄い過激で、少女漫画なのに良いのかなと思ってましたが、今時代が追い付いた感じがします。
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8994位 ?
今読んでもあまり古臭い感じがしませんでした。
逆に、リアルタイムで読んでいた時は凄い過激で、少女漫画なのに良いのかなと思ってましたが、今時代が追い付いた感じがします。
ほのぼのしていて面白かったです。
自分に自身が持てなくて感情回路をオフにし、自分が愛する事も愛される事もシャットアウトしている人ってけっこう身の回りにもいますが、そういう友人にオススメしたいお話だなと思いました。
出始めはあまりにも胸糞の悪い扱いを受けているヒロインでしたが、逆に、本家の若様という以外には何の取り柄もない最低な若様と結ばれなくて良かったですね。
紅椿と結ばれるまでのくだりはただひたすらムカムカしながら読んでいましたが、紅椿と結ばれて白蓮寺を出た時、目茶苦茶スカッとしました。
昔の漫画って、台詞の字数が凄く多くて、少ないページ数に物凄い情報量が詰まっているので目茶苦茶読みごたえがあります。
現代の漫画と違って全て手書きで、技術的にはその分未発達であるはずなのに、逆に絵に凄い臨場感があって引き込まれました。
絵は古いですが、少女漫画の王道中の王道で、今読んでも充分に読みごたえがありますね。
日本からは縁遠い様なフランス革命の事も、この漫画で知る事が出来ました。
絵は綺麗だし描写も丁寧で、安定感のある少女漫画という感じでした。
まだ途中までで、二人のラブは芽生えてない様子ですが、この後は少女漫画シンデレラストーリーらしいハッピーエンドを期待します。
一見設定はよくある話ですが、復讐相手が父親だったり、その父親の心のデレデレ声が聞こえてくるなど、オリジナリティ満載でした。
ドロドロした設定のはずなのにコメディ要素全開なのも良かったです。
絵も申し分なく美しいです。
カピラがちょっと鈍い所だけが残念な感じ?
ご飯を食べるシーンの描写がけっこうリアルに丁寧に描かれているので、この漫画を読んでいると自分もつられてお取り寄せしたくなります。
又、漫画を読みながら自分も一緒に美味しい物を食べている気分になれるのも良いです。
CLAMPさんの作品は全部好きで、それぞれ作風は違うけれども、根底には何か一環した哲学というか、CLAMPさんの物の見方があって、それがキャラを通して反映されている感じがします。
この作品では、ゆうこさんがその役割を請け負っている感じで、魅力的なキャラです。
少し風変わりなグルメもの&異世界もので面白かったです。
『のぶ』の入り口が異世界と繋がっているという事は、現世のお客さんは入って来られないのかなと気になります。
そして、異世界人相手に得た収入の税金は現世ではどうやって納めてるのかなとか。
でもそんな事はどうでも良くて、普段当たり前に思っている日本の食文化が、異世界人の目を通す事で、とても豊かであるという事を再認識出来るのが良かったです。
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