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1 - 10件目/全18件
  1. 評価:5.000 5.0

    神様の描いた恋愛コード

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    「~カンパネルラ」「ヘブンリー~」「聴こえない声」と呼んでますが、この作品も
    やっぱりリアルな心理描写が見事だった。

    絵はね、きっと好みがわかれると思います。
    こう・・・ささっと描いたような絵風ですので。
    でもそれで毛嫌いして読まないのはもったいないくらいいい作品多いです。

    あとBL毛嫌いしてる人って恐らく、なんだかんだすぐエッチ、とか下手したらそればっか、とか
    そういうのを嫌いだと思う人も多いんじゃないかと思うけど
    そりゃ多少は出ますよ、BがLするジャンルですので。
    ただ、主に心情の変化を描くのがうまくて、この作品も派手さは無いんですが
    しみじみ幸せを感じることができるというか。
    なのでBL再挑戦!とかBL初心者にも良いと思います。

    プログラマーという仕事をしている二人だからこその会話はすごく素敵だった。
    潤野の恋愛上の感情の変化、今のこの気持ちが何なのか、本郷さんへの気持ち、
    そういうのを「バグ」とか「仕様」という例えで丁寧に伝えていく本郷さん。
    プログラムしたものが「正常」に動作し始めた潤野くんがどんどん変わっていくのは
    微笑ましかった。
    セリフがとても品があるというか、センスいい作者さんだと思います。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    一番好き!

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    個人的に好みの絵風。
    もしかしたら一番好きなBLかもしれないくらい好きです。
    天真爛漫で可愛い古川くんとクールビューティーでカッコいい店長。めちゃくちゃお似合いです。

    フェス後の喧嘩からお互いの告白までに2週間くらいあるはずなんだけど
    もうどんどん表情が暗くなってく古川君見てて辛かった。
    (一方その頃店長は元カレに襲われそうになってる。何もなかったのは幸いですけども・・・・)
    ちなみに元カレの俊は店長にあんなに言ってたくせに自分もノンケに手出してる、
    一貫性がなく、別れたのに尚襲いかけるというまともな子じゃないので嫌い。
    いくら可愛かろうが好かん。

    続編の「+」の方では大事にしすぎるあまり考えと言動がすれ違いはじめとうとう別れを告げられる事態になるけど
    もうほんとこのシーンも古川君が可哀想で読んでるのしんどかった。
    「俺たち別れない?」って店長が行った時私までひゅっとなった。辛かった。
    翌日にはすぐ元に戻ってほっとしたけどさ。


    細かい、繊細な表情とか描くの凄くうまい作家さんだなといつも思います。
    別れ話の時の二人の表情、ほんとにリアル。
    古川君の「今の俺はどうなるんですか?」とか「ちゃんと振ってください」とか
    泣きはしたけどこういうこと言える「賢さ」「強さ」もあるところが古川君のいいところ。
    友達と軽く話してる時の反応(キモいとかそういう発言)に傷つき、
    誰にでも相談できないんだなと現実を知るけど、それでも不安になるんじゃなくて
    乗り越えていくっていう覚悟をもう持ってたんだから男らしいじゃないかっ。惚れ直すわ。
    一方店長は本気で好きになったからこそ考えすぎちゃってどうしていいかわからなくなる優しい人。
    気持ちは古川君と同じだったのにね。
    ま、よくあるパターンではあるけど「お前らまず話し合いせぇよ」っていうね。
    みんな思い込んでは自己完結させるからすれ違うんだわ、話し合い大事。
    あと古川君のお母さんなら理解してくれそう。
    最後のコマの二人の笑顔がマジで可愛い。

    高校時代の店長かっこよすぎでしょ!ニヤニヤしちゃった。
    金子さんもかっこいいな、女いっぱいいるのは嫌だけど。

    私はあまり続編希望!!とか思わない方なんですが(無駄に長いのがそもそも嫌いなので)
    この作品というかこの二人に関しては続編描いてほしいなぁと思うほど大好きな作品です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    尚可愛い

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    この作家さんが好きで未読の作品を片っ端から読んでみました。

    尚が可愛すぎる、確かに癒し。癒しの存在。
    でもいい子過ぎて少し不気味に見えなくもない。
    何か裏があるのか、ほんとはやばい子???と思うも、全然そんなんじゃなかった。
    我慢が身についてる。相手が悪くても自分の所為って考えてしまう。
    ちょっと自分と重なったりして、あんまり気を張り過ぎないようにしなよと言ってあげたくなる。

    康太みたいな人は最低だし悪意がない分、質(たち)が悪いんだけど
    ある意味では可哀想な人だなと思う。
    そんな風だからまともな相手とも出会えない。自分の考え方や行動がそうしてるってことに気づいてないからね。
    それにしてもこの再会のシーン、尚が、よくある「頭の悪い受け」じゃなくてほんとに良かったと心底思った。
    何故かもう何も思ってないのに激しく動揺して挙動がおかしくなるとか、最悪の場合、ノコノコついてったり出向いたりしてやられる寸前まで行く、或いはやられちゃうとか結構あるからね。
    はっきりと自分の気持ちを言って、好きな人(貴一)がいること、手を払いのけて拒絶したこと、
    賢い子だ、うん。これで過去の自分とも決別できたんだから。

    エッチシーンは少ないけどあります。
    多くは無しいそんなえげつない描写ではないけど無い方がいい人でもなんとか読める程度だと思います。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    めちゃくちゃ好き!

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    有朋がかっこよくて好き(ホストの時は嫌だけど)。
    野田先生も可愛いね。時々天然入ってるなって思うときあるけど。

    ちえこが現れたタイミングで同伴の子と一緒にいる、尚且つ「一緒に住む?(キャッキャ)」なんてやってるところに
    遭遇したらそりゃあーなるよね、先生は有朋がホストってこと知らなかったわけだけど
    自分だったらわかっててもやっぱ聞きたくないなって思っちゃう。
    だから先生が裏切られたって感じるのも理解できる。
    そして、それを「あっちは仕事で先生は本気」って言われてもなー。そりゃそうなるよね。わかる。
    激しいスレ違いが起きなくてよかった、くっついてくれてよかった。
    その後初エッチの時の有朋には笑っちゃったけど(とても冷静に「チャンスじゃね?」っての)
    先生の事大事にしてあげてください。
    でも有朋のことだからてっきり同居申し出るのかと思ったらちゃんと部屋借りたのはびっくりした。
    先生がまだ早いって思ったのかな?

    この話の中で出てきたミヤタマCPの話は「青くて苦い」で読めます。こっちも良いです。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    兼篤好き

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    正直、好みの絵風ではなかったんですが面白そうだったので読んでみましたけど
    めちゃくちゃ満足できました。面白かった!

    まぁ短いですから話は一気にいろいろ進んでは行きますが
    好みの絵風じゃないのに、エロシーンは個人的に一番エロいと感じたかもしれません。
    なんか・・・・エロかった・・・ゴクリ・・・。
    女みたいな喘ぎ声が行為中ずっと出てるようなのよりずっとエロく感じました、はい。

    兼篤が元の時代に戻っていくときは悲しかったけど
    連れ戻しに行った一慶、無事二人戻れて良かった。
    じいちゃんがいい味出してます。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    微笑ましくなる

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    きっともう会うこともないしだからこそ最後の思い出に、で好きな男に告ってみたら
    エッチしてやるっていう上から目線の攻めが出てくるお話はいくつか読んだことがあるけど
    大体そういうのって攻めが自分本位なので受けが可哀想になることが結構あるけど
    この作品はそういうの無し。
    エッチするけどその後も普通に優しくてそんで普通にお付き合いも始まる。

    続編で普通に藤田君が「林と付き合ってる」ことを話したときの山口、まぁそういう反応にもなるんだろうね。
    でも帰り道でもグチグチ言う山口に対して言った藤田君の
    「俺は劇的な何かがないと林を好きになっちゃいけないのか?」「わからなかったらわからないでいいんだ」ってセリフ。
    なんてかっこいいんだろう。
    なかなか言えないよな、できれば隠そうと思うだろう、多くの人は。
    でもその通りなんだよね。
    女の子にモテてたとか関係ない、藤田はそうやって普段の林を観てて好きになっていった、
    これって男女でも同じでしょう。
    男が相手だと特別な理由がないと好きになれないなんておかしな話です。

    イイ男捕まえたなぁ、林君。うらやまですよ、ほんとに。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

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    童貞を気にしてる鳥山とその鳥山を童貞いじりしてからかうのが好きな千草。
    A子という女子から悪戯の告白メールをもらって有頂天になってる鳥山ですが悪戯とは思ってない。
    千草が悪戯に気づいて鳥山が傷つかないように、自分がA子だと嘘をつく。

    千草って自分では気づいてなかったのかもだけど
    本当はもっと前から鳥山が好きだったんだろうなと思う。
    好きだから構わずにはいられない、だから鳥山がメールにくぎ付けになってるのを見て
    寂しそうな顔をします。それが可愛い!

    短編なのでサクサクっと展開していきますが
    面白かったです。
    最後の最後、普通にデートしたいっていう鳥山、可愛かった。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    独特なタッチの絵で好みはだいぶ別れそうな気がしますがストーリーはとても面白かったです。
    最初は巻き込まれてしまった仁に同情しかけましたが言葉通りまーくんは味方。
    しかも非常に心強い。
    スパダリではないと思うけど色んな意味で仁にとっても居なきゃダメな人になっちゃったでしょうね。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    当て馬君グッジョブ

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    現在配信されている第4話まで読みましたが、BL読み始めて初めてかもしれない「当て馬君頑張れ!」と
    思ってしまった。不覚にも。
    新たな下宿人が来たことがきっかけでマリオが嫉妬、不安をぶつけるわけですが
    その時の秋人の態度には腹立った。
    というか、これまでのことがあったにせよ、自分が毛嫌いしてたマリオとそういう関係になって恋人になった、
    あれだけ片っ端からセフレ連れ込んでたのが全部自分から切って、秋人のために料理まで頑張ろうとしてる。
    でも秋人はというと態度は誰よりも冷たくてそっけない、他の人には優しいってなったらマリオじゃなくてもちょっと不安になるんじゃないかな。
    そもそも秋人は マリオとセフレの行為覗き見ちゃって欲情から始まったんだから、
    やる時だけ必要なら自分もセフレにしてもらえばよかっただけ。
    でもそうじゃないでしょ。もっと優しくしてあげてよ。
    改めろ改めろって言うけど、自分だって改めなきゃいけないところはあるでしょ!と思ってたら
    当て馬君が全部言ってくれてすっきり。
    マリオだってこれまでのことがあるから確かに他の下宿人が不満を持ってたとしても
    それ自体は仕方ないだろうけど、変わろうと努力してるのすら認めてあげないのはマリオが気の毒だ。

    とりあえず、まだ今後も続くようなので配信されたら読みたいなと思います。

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  10. 評価:5.000 5.0

    全然クズじゃない

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    3巻で当て馬登場、この当て馬がどうもほんとに好きになれないタイプで
    読んでてピキピキしながら読みましたが
    4巻でも新たな当て馬登場。それが一朔の中学からの親友の男。
    4巻は大学生になって二人は同居してイチャイチャラブラブとは言えないまでもうまくいってるのはわかる。
    そんで湊のあの感じも相変わらず。
    だけど、誤解を招いたあのエピソードでは、不安で待ってる一朔の気持ちを少しは理解してあげてほしかったな。
    結局風呂のドア越しに会話するわけで、あの件の説明に何時間もかかることじゃないんだから。
    今はレポート最優先、終わってから話す、でも、「不安で待ってる」ちゃんとした説明が欲しい方にとっては
    その時間すら長くて辛いんだよな。そういうのもう少し理解してあげてほしかったな。
    それ以外はよかったよ、特に終盤、酔っぱらっちゃって湊なりに一朔に甘えたシーンね。
    あと泣いちゃったシーンはぐっときた。
    なんか少しわかるかも、って思って。
    湊はクズなんかじゃない。確かに頑固過ぎる所は時には一朔を傷つけてきたこともあったけど。
    一朔はほんとかっこいい。コウゴが独占欲が強い、自分勝手とか言ってたけど、
    案や希望を出すくらいは普通じゃないかな。その提案に対して選択肢がいくつかあるとしてどれを選ぶかは
    湊の判断なんだしそれは勝手に決めてるってってことにはならないよ。
    いい作品でした。
    読み始めたときはこんな風に感じるなんて思わなかったけど、読んでよかったです。

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