5.0
絶対電車で読んじゃいけない、愛しき日常
他サイトでBL作品タグ検索してたら見つけた……とかいう出逢いに、何か運命のような「オラわくわくすっぞ」的予感を勝手に感じて一気読みしました。予感は間違ってなかった!ほいでこれ、BLじゃねえ笑!
ただでさえ笑いの沸点が人より低い私には、一話目から試練でした。「来年から中止にした方がいい」で声あげて笑ったわ。自分語りで恐縮ですが、JKだった頃、男子柔道部の稽古見てた時、顧問の先生が「女子が見てるぞー!気合い入れろー!」って発破かけた途端部員の皆さんの動きがキレッキレになったの思い出しちゃって、笑いながらもほっこりしたり。上手く言えないんだけど、過ぎた時代への郷愁感とかじゃなくて、今ぼーっと生きてる日常の風景が愛しくなるんよね和山先生の作品て。
しかし、どう上手くレビューしたらいいか分からない作品てあるけど、これはその筆頭かもしれない。同じ和山先生の「女の園の星」もだけど、「高校生のゆるい日常」としか纏めようがないのに、明らかに面白さが天元突破・オーバーキルしている腹筋破壊兵器を、どう表現したらいいのか見当もつかんわ……。
ただ私に言える事は、読み終わる頃には近所に立て掛けてある看板までちょっと可愛く感じるようになる事と、「絶対に電車で読んではいけない」という事だけです……笑
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