4.0
平穏を求めて
最初は、自身の生き残りをかけてのやり直しだったが、傲慢さをなくしていくことで、人の心の温かさに触れられた。家柄、婚約などから、影響力の大きさを実感しつつも、その力を意図的ではなく、よい方向への流れに繋がるのはステキだ。学校という場も、多様な人間関係や出来事があるので、好きなパターン。楽しみな作品。
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最初は、自身の生き残りをかけてのやり直しだったが、傲慢さをなくしていくことで、人の心の温かさに触れられた。家柄、婚約などから、影響力の大きさを実感しつつも、その力を意図的ではなく、よい方向への流れに繋がるのはステキだ。学校という場も、多様な人間関係や出来事があるので、好きなパターン。楽しみな作品。
冒頭で、既に猫になっていたから、どんな事情で猫になったのか、と興味を惹かれた。ブサ猫というけれど、モフモフしていて、かわいい。外見は心によって、美や愛らしさとは別に、輝くものかもしれない。性格の悪い妹、姉の場合もあるが、姉妹の悪意で、という設定は多い。でも、猫になっただけではなく、ヒロインが、単なるバカではないから、面白いし、引き込まれるのだろう。
始まりから、ヒロインの心の言葉に惹かれる。心を閉ざしてからは、一層、饒舌、かつ、小気味のよいほどの客観性。おそらく、幼い頃に出会って、ノートを渡した相手が公爵なのだろう。彼女の心の扉は、如何にして開かれるのか、とても興味深い。
ドラマも始まっているが、彼らに何が起きたのか、灰川の意図は何だったのか、すべてが謎。宗教団体ならばともかく、排除されていた子どもたちが、灰川を慕う。保護者としてなのか、それとも、いわゆる「ひよこ現象」なのか。読めば読むほど、謎は深まり、これぞ、と思えど、急展開により、仮説は崩壊。まだ未完ゆえ、着地点まで読んでいきたい。
ダオンは何者で、助けてくれた人との日々は、どうだったのだろう。謎が多すぎるけれど、凜としたダオンは、とても魅力的。外見の美しさではなく、精神力の強さゆえだろう。早く、続きを掲載してほしい。
魔力の暴走を抑制する薬。材料を知ることはできたけれど、お世話になった方達に、ストレートに話す勇気が持てない。虐げられて育ってきた環境のせいだ。環境は人を作る。だからこそ、温かな人達の中いることで、頑なな心もほぐれて、さらなる進化が遂げられるのだろう。
ヴィクターに救われ、能力を発現させていくリディ。ヴィクター達の計画、計算に驚いているが、果たして・・・。ヴィクターが師匠の遺志を継いで、構築したい世界のためには必要なことだろうが、おきまりとして、たぶん、二人は恋人になるのかな、そんなことを思いつつ。
魔力を失って、虚弱体質になったけれど、人の心を感じられるようになって、心豊かに。人を利用したり、陥れたりするだけでは、真の人との繋がりは生まれない。聖女が登場したけれど、どうも怪しげ。続きが待ち遠しい。
妖かしが、花嫁を得ると、一層、力を増す。これって、情に動かされない、ある意味、心を持っていないともいえる妖かしの属性を補うために花嫁が不可欠、そんな図式か。柚子が花嫁になったのには、必ずや理由があるはず。他の花嫁達も、そうなのではないか。過去の縁か、心のトーンが調和するからか。自身の幸せに気づかない妹は、おそらく・・・。
続きが楽しみ。
異端ゆえ、排除され、貶められてきた菜々緒。救世主が現れ、閉鎖的な集落から抜け出せた。しかし、菜々緒を、そもそも陥れたのは暁美ではないのか?そんな疑惑が。このまま幸せになれるとは思えない。幾多の苦難を超え、生まれ育った集落とも争うことになるのでは?そんな予感が。
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悪夢から目覚めた傲慢令嬢はやり直しを模索中(コミック)