4.0
愛情って・・・
妖かしが、花嫁を得ると、一層、力を増す。これって、情に動かされない、ある意味、心を持っていないともいえる妖かしの属性を補うために花嫁が不可欠、そんな図式か。柚子が花嫁になったのには、必ずや理由があるはず。他の花嫁達も、そうなのではないか。過去の縁か、心のトーンが調和するからか。自身の幸せに気づかない妹は、おそらく・・・。
続きが楽しみ。
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19966位 ?
妖かしが、花嫁を得ると、一層、力を増す。これって、情に動かされない、ある意味、心を持っていないともいえる妖かしの属性を補うために花嫁が不可欠、そんな図式か。柚子が花嫁になったのには、必ずや理由があるはず。他の花嫁達も、そうなのではないか。過去の縁か、心のトーンが調和するからか。自身の幸せに気づかない妹は、おそらく・・・。
続きが楽しみ。
異端ゆえ、排除され、貶められてきた菜々緒。救世主が現れ、閉鎖的な集落から抜け出せた。しかし、菜々緒を、そもそも陥れたのは暁美ではないのか?そんな疑惑が。このまま幸せになれるとは思えない。幾多の苦難を超え、生まれ育った集落とも争うことになるのでは?そんな予感が。
転生ものが多い。好きだからよいけれど。なぜか、復讐かスキルアップかのいずれか。でも、それぞれ面白い。この作品もポーション作りという、ゲームのような展開。ストーリーのあるゲーム感覚で楽しめる。
どんな扱いをも甘んじてうけるヒロイン。でも、与えられた環境で、自身にできることを探して、頑張る姿は、とてもステキだ。病の義母に、少しでも口にしてもらえるものを考えるなど、なかなかできることではない。
自分の人生は自身で切り開く、という前向きなヒロイン。予知夢は、どこまで正確なのだろうか。予知夢が知らせるのは、起きるであろう出来事。立ち向かったり、避けたりしているけれど、彼女の気持ちの変化は未知数。さて、いかなる結末か。
なぜ悲劇が起きたのか。果たして、誰の陰謀なのか、謎がいっぱい。謎を解き明かしても、戻ってこない人がいる。喪失感を、どうやって埋めていくのか、興味深い。
人間関係が仕事でも、学校でも、どんな社会でも悩みのタネ。そこに「客観性」を備えた人物が、きちんと調べ、判断してくれたなら、誰もが夢見ること。どこまで客観性を保持できるのかは難しいけれど、救われる人が増えれば、生きやすい社会になるに違いない。
妹のため、領地のため、クロエの思いとは、かけ離れて事態が展開。自分の意志とは無関係に、自己犠牲を覚悟するのだろう。そして、その後は、侯爵をも変えていくのだろう、などと展開は予測出来る気がするが、複数のエピソードや人物が関わってくるであろうことを思うと、やはり読み続けてしまう。
うまーく立ち回って楽をする輩、誰かを罠にはめる輩。現実にも沢山いる。意地悪な性格を隠して、七ヒキの子ヤギに近づいた狼のように、つくり声、つくり笑い。何とあざといのだ、と怒り心頭。ヒロインを応援しつつ。
よくあるテーマ。でも、作者の個性か、流れがスムーズで違和感なし。唐突な展開ではなく、一つ一つ、積み上げて構築されている。冷遇されても、そんな立場を享受できるのは、芯の強さか。
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鬼の花嫁