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未来を変えれば、ディテールも変化
生き残るため、最悪の事態を避けるべく、結末を変えよう、と努力するけれど、もともとは小説の世界。細かなことまでは書かれていない。小さな変化が、流れまでをも変えてしまうかな。ヒロインの計算通りにはいかない様子。
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生き残るため、最悪の事態を避けるべく、結末を変えよう、と努力するけれど、もともとは小説の世界。細かなことまでは書かれていない。小さな変化が、流れまでをも変えてしまうかな。ヒロインの計算通りにはいかない様子。
音楽をテーマにしたコミックは、いくつか読んだが、なじんでいるせいで、ピアノのものが読みやすくて楽しい。音や味を絵で伝えることは難しいが、ポビュラーな曲ばかりなので、脳内で自然にイメージができる。左手に右手が追いつけるのは、いつになるのか。コチラも展開がきになる。
最初は、自身の生き残りをかけてのやり直しだったが、傲慢さをなくしていくことで、人の心の温かさに触れられた。家柄、婚約などから、影響力の大きさを実感しつつも、その力を意図的ではなく、よい方向への流れに繋がるのはステキだ。学校という場も、多様な人間関係や出来事があるので、好きなパターン。楽しみな作品。
冒頭で、既に猫になっていたから、どんな事情で猫になったのか、と興味を惹かれた。ブサ猫というけれど、モフモフしていて、かわいい。外見は心によって、美や愛らしさとは別に、輝くものかもしれない。性格の悪い妹、姉の場合もあるが、姉妹の悪意で、という設定は多い。でも、猫になっただけではなく、ヒロインが、単なるバカではないから、面白いし、引き込まれるのだろう。
始まりから、ヒロインの心の言葉に惹かれる。心を閉ざしてからは、一層、饒舌、かつ、小気味のよいほどの客観性。おそらく、幼い頃に出会って、ノートを渡した相手が公爵なのだろう。彼女の心の扉は、如何にして開かれるのか、とても興味深い。
ドラマも始まっているが、彼らに何が起きたのか、灰川の意図は何だったのか、すべてが謎。宗教団体ならばともかく、排除されていた子どもたちが、灰川を慕う。保護者としてなのか、それとも、いわゆる「ひよこ現象」なのか。読めば読むほど、謎は深まり、これぞ、と思えど、急展開により、仮説は崩壊。まだ未完ゆえ、着地点まで読んでいきたい。
ダオンは何者で、助けてくれた人との日々は、どうだったのだろう。謎が多すぎるけれど、凜としたダオンは、とても魅力的。外見の美しさではなく、精神力の強さゆえだろう。早く、続きを掲載してほしい。
魔力の暴走を抑制する薬。材料を知ることはできたけれど、お世話になった方達に、ストレートに話す勇気が持てない。虐げられて育ってきた環境のせいだ。環境は人を作る。だからこそ、温かな人達の中いることで、頑なな心もほぐれて、さらなる進化が遂げられるのだろう。
ヴィクターに救われ、能力を発現させていくリディ。ヴィクター達の計画、計算に驚いているが、果たして・・・。ヴィクターが師匠の遺志を継いで、構築したい世界のためには必要なことだろうが、おきまりとして、たぶん、二人は恋人になるのかな、そんなことを思いつつ。
魔力を失って、虚弱体質になったけれど、人の心を感じられるようになって、心豊かに。人を利用したり、陥れたりするだけでは、真の人との繋がりは生まれない。聖女が登場したけれど、どうも怪しげ。続きが待ち遠しい。
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にせもの王女の生き残り方