5.0
伝えたい言葉は、いつも指先から溢れていた
耳が聞こえない雪ちゃんと、世界を旅する逸臣先輩。
全然違う世界に住んでいるのに、手話を通じてゆっくり、まっすぐに心を通わせていく姿が素敵でした💓
何が素晴らしいかって、作中の静寂の描き方!
雪ちゃん視点になった時に、画面からスッと音が消えて思わず息を呑みました。音が消える代わりにモノローグや、触覚に敏感になる感じがすごくリアル。言葉よりも確かなものがその指先にはある。言葉の壁なんか超えたその描写に、何度も涙が出そうになりました。
読み終わった後、思わず部屋の静けさが恋しくなりました。自分の周りの大切な人に優しい言葉を届けたくなるような、そんな宝物のような作品です。とってもおすすめです!是非!!
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ゆびさきと恋々