4.0
一人二役ヒロイン
騎士の名家に生まれたヒロイン。
父は娘の将来を考え(?)、エステラ(女)とエスティン(男)という双子として出生届を出す(実際に生まれたのは一人)。
成長したヒロインは、父の死後、剣の腕を生かして自活するため、エスティンとして生きることを選択。
女とバレないために、ヤル気のないぐうたら騎士を装おうヒロイン。
しかし、次々と婚約者が怪死した皇太子が、エスティンに女性のふりをさせ、エステラとして皇后候補に。
もともと女性であるから、別に女性と明かしても構わなそうなものだけど、諸般の事情があってもだもだ…
という展開が長く続く。
面白いけど、他の方も仰る通り、本筋はなかなか進まない。
エピソード自体は面白いので、それでもいいのですが、それならそれで、女性が男性のふりをしているという面白さをもっと生かしてほしい。
ヒロインがずっともだもだしてるシーンばかりだと読者も疲れます。
なのでマイナス1。
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砂時計の契約令嬢