4.0
面白そうだけど…
稀に天与がない人間が生まれる呪いの子。時代は明治大正くらいなのかな? 天与を持つ人が殆どならもう少し生活が豊かだったり、人の顔や心も豊かだと思うけれどそんな世ではない。
主人公の文さんは幼少期に子供のいない松方家に養子に入るけど、その後夫妻の間に男の子が生まれるとその子は幼くして天与が発現した。天与が発現しない文さんは同じ人間とは思えないほどの酷い扱いを受ける。使用人として働くけど、呪いの子には人権がないようだった。いくら呪いの子だからといって、一緒に仲良く暮らしていた家族の豹変が理解できないし、平然と文さんに犯罪行為をする松方の人間はこの世界の普通なのかは不明、そもそも異常なほどの憎しみがどうしてなのかも不明でこれから明かされるのかもしれない。
正治さんが文さんを見つけて結婚までは早い展開で、さほど1話の短さは気にならなかったけど、東郷家に嫁いでからは1話短くて進行遅く、1話読んでもたいして変化はないことがある。内容は面白そうだけど完結してから読もうと思う。
-
0
東郷家へ嫁いだ話