5.0
幼少期からお互いを必要とするふたり
幼い頃の近くにいる男の子って、大きくなるにつれて自然と離れて行くと思う。男女関係なく幼なじみはそんなもんだと思っていたけど…。
花は田舎に帰ると同じ年の弓弦くんの後を追いかけて、弓弦くんも花が東京に帰ってしまうと寂しくなる。
小1の時、弓弦くんのお母さんが亡くなり、東京にいる父親の家へ引き取られる。今までの生活環境が変わって2人は会えなくなってしまう。
普通ならそこまでなんだよね。10年も合わずにいたらちょっと顔見たくらいじゃわからないし、不良とかになっていたら怖くて知らん顔する。でも花は弓弦くんに気づいて、幼少期と同じよう接する。弓弦くんにとって花が変わっていないことがよかった。
父親のこと、昴くんのことで沢山葛藤があって、ふたりはすれ違いもあったけど、弓弦くんと花はお互いいなきゃダメな必要な人とわかってたんだよね。なにより弓弦くんカッコいいし、花は明るくかわいい。そんなふたりをこれからもずっと見たい。続編あったらいいな〜。
あっ、嵐くん最後の方出てこなかった。終わっちゃったね。
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僕に花のメランコリー