読んでいて、モヤモヤしたのは、なぜそこまで他人と比べるのかと言うこと。ママ友たちは子供の関係に縛られて互いを比較しては、優劣をつける。
子供が人質と言うような状況で心や体を壊してまで付き合い続ける…。
こんなくだらない関係を続ける必要ってあるんだろうかと非常に思ってしまう。こんなことをするぐらいなら、幼稚園なんて行かなくてもいいんじゃないかなと。
子育ての孤独と安心を求めたはずのままと、コミュニティーが競争の場になる虚しさを感じた。他人と比べることで自分を保つと言うことに非常に空虚感を感じる。また息苦しい。
自分をすり減らす位なら、自分らしく生きていく選択肢をした方が良いので、子供のための幼稚園とは言え、本当にその幼稚園が子供のためになるかもわからないのだから、無理していかなくても良いのではないかと感じた。
この作品は他人との比較や無理な付き合いに悩んだことがある人は、おそらく共感を感じるはず。人間関係のリアルな闇を描いたずしりと重い作品だと感じた。
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ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望
010話
STAGE5 「子どもがいなければ絶対仲良くならなかった」(3)