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上に見初められるのも楽じゃない
龍神の運命の番である主人公は、とても幸せと言えない百年を過ごした後に差し伸べられた老婆の手を取り回帰します。回帰後の主人公は、不幸な百年を礎に自分の周囲を見直すことから人生の再出発を始めます。
基本気の強い主人公は傲慢に見えますが、百年のアドバンテージがある為ヒトの本質がよく見えています。そのあたりが好感が持てる点ですね。
嫉妬で自分を虐めようとした女生徒を、「可愛い!」と言って労るシーンがとても好きです。
主人公の周囲のアレコレがなかなか納得出来ない部分がありましたが、面白いお話でした。
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竜神様は何度でも回帰王妃を追いかける