稲穂さんと旦那様は相性抜群の夫婦なのに、産後クライシスで離婚することになるのは双方にとって可哀想。
ずっとさまざまな神話を信じきっている母親から「こうするべき」「ああするべき」と言われ続けて育ってきたら、不安を抱きやすくなったり落ち込みやすくなったりする。これは、稲穂さんが悪いわけではない。
ヨワイ先生という素晴らしい精神科医が側にいてくれて、本当に良かったと思った。
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稲穂さんと旦那様は相性抜群の夫婦なのに、産後クライシスで離婚することになるのは双方にとって可哀想。
ずっとさまざまな神話を信じきっている母親から「こうするべき」「ああするべき」と言われ続けて育ってきたら、不安を抱きやすくなったり落ち込みやすくなったりする。これは、稲穂さんが悪いわけではない。
ヨワイ先生という素晴らしい精神科医が側にいてくれて、本当に良かったと思った。
ヨワイ先生に号泣しながら助けを求めて以降、風花さんはチョーカーを身に着けていません。
このあたりの細かな描写は、実に素晴らしいと思いました。
私も心理カウンセラーとして活動していた時期がありました。
そのときに気づいたことは、依存性の高い女性のチョーカー率の高さです。
養成学校に通っていた頃から話には聞いていましたが、「まさかこれほどまでとは!」と思った経験があります。
それくらい依存性の高い女性でチョーカーを身に着けているケースは多いんですよね。
風花さんがまったくチョーカーを身に着けなくなったのを見て「境界性パーソナリティ障害が治りつつあるんだなぁ」と思いました。
私は以前、心理カウンセラーとして仕事をしていた経験があります。
養成学校で実務経験を積みながら勉強していたとき、心理カウンセラーは薬の処方を含む医療行為は厳禁と教わりました。
そのとき、精神科医であったとしても患者さんが治療を望まないケースでは薬の処方ができないことも学びました。
雨宮という女は看護学校を卒業しているそうですが、いったい何の勉強をしていたのでしょうか?
仮にも看護師である以上、あの場面で「薬を処方すれば〜」と軽々しく発言してはいけません。
うっかりであったとしても言って良いことと悪いことの区別がまったくついていない雨宮が勤める病院のお世話にはなりたくありません。
ヨワイ先生は精神科医の鏡のような素晴らしい医師だというのに…
こんなポンコツ人間が看護師として勤めていることが、残念でなりません。
自分が連れてきた彼女(婚約者?)が楽しい雰囲気で和気あいあいとしていたホームパーティー中に、あろうことか上司の可愛いお孫さんを突き飛ばして怖がらせ、パーティーそのものもめちゃくちゃにした。
確かに彼女を一旦外に引きずり出すためにも、その場を後にする判断は間違っていない。あのまま彼女を残しておいても、ろくなことにはならなかっただろうから。
でもその後、彼女を上司の自宅前に置き去りにして自分だけ帰るのは違うでしょ。あのまま彼女が上司の家に乗り込んで、さらに問題行動を起こしたらどうするの?
さらに謝罪が出張から帰ってきてからというのも、間違っている。本来ならお詫びの品として怖がらせて泣かせてしまったお孫さんのためにお菓子を購入し、その日のうちに謝罪すべき。それが社会人として当たり前の行動。
仮にも商社に勤めているのなら、クライアントに謝罪する機会はあったはず。そんなとき、トラブルが生じた当日ではなく、翌日以降に謝罪していたの?そんなわけないよね?
上司への謝罪とクライアントへの謝罪を同等に考えていないことに、苛立ちや怒りを通り越して呆れ返る。
そんなだから左遷になるんだよ。自分の保身ばかりで社会人としての自覚がまったくない人間は、どこの会社でも不要な存在。もう二度と本社には戻って来れないよ。
✕華ちゃんのこれまでのクリニックでの経験を読む限り、たぶん両親が子供を守らないようなケースもあったはず。それなのに、院長先生はどうして「ご両親は必ずあなたを守ってくれます」と言ってしまったのだろう。
診察した院長先生は、歯がボロボロになっているところから、浜ちゃんが妊娠以外にも何らかの強いストレスを抱えていると予測していた。その状況を踏まえて妊娠している事実を知った浜ちゃんの様子から、家庭に何らかの問題を抱えているのかもしれないと予想できなかったことに疑問を感じる。まだ高校生の女の子が摂食障害になり、妊娠したことを家族に知られたくないと言えば、ストレスの原因は家庭にあるかもしれないと容易に想像できるはずなのに…
医師としての対応は間違っていない。でも、なんとかしてあげたいと思うのなら、もう少し浜ちゃんにも寄り添った対応をして欲しかったなぁと。何だかこの作品の院長先生は、通り一変の対応しかしない冷たい人に感じた。
主人公(まどか)がやり過ぎているとは全く思わない。むしろ徹底的にやっつけて確実に息の根を止めるべき。
奈々はこの期に及んで、パーティー会場で自分の指輪を主人公のバッグの中にわざと入れて罪を着せたことを、関係ないと嘘をついてやり過ごそうとしている。会社が主人公を信じて一時的な休職処分でとどめてくれたから良かったけれど、下手をすれば主人公は解雇になっていた可能性もある。それくらいのことをしたという自覚がない。
そもそも会社をクビになったのだから、そのまま一切かかわらずに生きていけば良かった。それなのに、見せびらかしたいというくだらない理由で主人公に接触してきたのは奈々のほう。しかも主人公が悔しがらなかった、羨ましがらなかっただけで陥れた。
主人公にここまでされて当然でしょ。今さえ乗り切れば良いという安易な考えからの謝罪も、受け入れられないのは当然。こんなのは刑務所に放り込まれても変わらないかもしれない。二度と主人公にはかかわらないようにしようと奈々が思うまで追い詰めても良いと思う。
「命が消えた時、看護師も心に傷を負う。それを繰り返して心に傷を負う術を身に着けていく」という部分を読んで、忘れていた過去を思い出しました。
私はとある癌センターに勤務していた経験があります。担当していた患者様が亡くなると全身の力が抜けて、何も考えられない状態によくなりました。
でも何度もそんな経験をしていると、やがてそのようなことはなくなりました。私は自分が死に対して何も感じなくなったと思っていたのですが…今考えると、私も心に傷を負う術を知らない間に身に着けていたのかもしれません。
想像妊娠だったことが判明したあとの3人組の✕華ちゃんへの態度や接し方について。
お礼の言葉がなく、その後の話しかけてくることもなかった3人組についてさまざま意見・感想のコメントを拝見しましたが、私はあれで良かったと思っています。
優しい✕華ちゃんには二度と関わって欲しくないから。
あの3人組はその後、再び同じような問題を抱える可能性が高いと言えます。
そのたびに一度相談して助けてくれた✕華ちゃんを巻き込む可能性があるわけで、✕華ちゃんが可哀想。
そんなことにはなって欲しくないので、オチのような結末で良かったと思います。
Shrink~精神科医ヨワイ~
072話
第33話 産後うつ③(2)